田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

タイプライター

2011-08-19 21:03:36 | ヒゲの毒舌
今年の終戦記念番組 ~~~
ヒゲが選んだのは、映画 『 トラ・トラ・トラ 』 でした。
 
  

久し振りのCG無しの戦争映画、アナログ親父は楽しんだ。
そして、懐かしいあのシーンも ・・・ 
                     

ヒゲが、タイプライターに興味を持ったのは小学生時代。
今と違い、当然パソコンも無い時代、随分マセくれたガキだなあとお思いでしょう?
その最初は、何と戦争専門誌 『 丸 』 の記事からです。

ある月の特集は、 「 日本は何故敗れたのか 」 と云うモノ。
今なら、あのタノモウの助でもしゃしゃり出て来そうなネタですが。

そこには、色々取り上げて有りました。
やれ、ハワイ空襲で、南雲中将がダメ押しの再攻撃をせず、半端な戦果で、
米国人の戦意を無くすにいたらなかったとか。
ミッドウェーで、貴重な航空機搭乗員を救わなかったの人材説。

    《 その時の号外 》

    《 当日の日本・朝日新聞 》

そして特異なのが、 『 タイプライター説 』 でした。
映画 『 トラ・トラ 』 でも細かく捉えられてますが、日本は真珠湾の前に
宣戦布告文書を渡し、直後に攻撃するつもりだった。
しかし、野村大使の所にタイプライターに慣れた者が居ず、
結局、公式文書が攻撃時間より大きく遅れた。

ルーズベルトはコレを逆手に、
日本人はゴングも鳴らない内に攻撃する様な卑怯な民族だ。
アメリカ国民! 殴られっぱなしでイイのか?  と。
そして厭戦気分だった米国民は、立ち上がった!
ハアー、タイピングの上手下手が、国運を左右するなんてと、少年ヒゲは感じましたネ。
     《 1895年製のタイプライター 》
   
          
      《 マッカーサー退任演説(1951年)のタイプ原稿 》

やがて、タイプに触れる機会も出来るように成りました。
タイプライターの講習会も有り、ヒゲもこの機会に参加した所 ・・・ 。
場所は、D女子大の中。 男はヒゲひとり。
今ならそんなハーレム状態を、心行く迄堪能したでしょうが。
もの凄い冷ややかな視線がヒゲに集中して、とても長く続けられませんでした。
しかし、そこでの定点に決まった指を置く習慣等は、
後の店の仕事 ( ワープロでメニューを作る時 ) に大いに役だつとは、
『 トラ・トラ・トラ 』 も笑っているだろう。

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コメント (2)
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