田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

恩知らずの猫

2012-02-02 18:59:19 | トンカツ物語り
ある寒い夜、カァちゃんがマンションの一階に、夕刊を取りに行った時でした。
玄関のドア外に、 「 ニャー ニャー 」 と声が聞こえました。
黒ネコがうずくまっているのです。
まるで 「 あたいを雇ってよ?  一生懸命尽くすからサー! 」 と云わんばかりの
鳴き声です。
カァちゃんは 「 ごめんネ~ ウチには、先客トンが居るのよ。 」 ・・・
仕方なく、寒い所にいる可哀相な猫に背を向けて、帰って来たのでした。

その夜寝る時、煩悩の付いたカァちゃんが、ヒゲのベッドに寝ている猫トンを
捕まえて、自分の布団の中に入れます。
「 一緒にネンネしようネ 」 と言いながら。
トンを撫でて “ よしよし ” して、寝かせつけ様としますが ・・・
カァちゃんの手が止まると、トンは憮然とした態度で、さっさとベッドから
逃げ出したので御座いました。

トイレの世話 ・ ご飯の用意 ・ 毛並みのマッサージ等々、一番お世話になっている
カァちゃんに、何という恩知らずな飼い猫でしょうか?
ペット猫は、抱っこされてナンボのモノ!
まして、飼い主さんが抱っこするのさえ嫌うネコなんて、あるものですか!!
普通、そんな猫のDNAなんぞ、淘汰されてるハズだが?

ムカついたカァちゃんは、しょうがなく、深夜TVを見ながらふて寝したのでした。
次の日、ヒゲディ (親父ギャグ?) は、猫トンに言ったのです。
「 お前な~ 人が猫に何をしてくれるのかを期待するので無く、
        猫が人に何をしてあげられかを、考えないかんよー 」 と。 (笑)

        
「 記念撮影しよう! 」 この時も、僅かの時間でした。 「 もうー やめてくれ~ 」

            
   こんな一幕も ・・・ カァちゃんに付き合ってモーツアルトを聴くトン

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コメント (2)
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