ヒゲの病床日誌～夜明けのスキャット

《　先ずはお断り。　まだ、入院中に書き止めた物が在りますので、お許しを　》

１/２３　　　午前一時半に目が覚める。
冷蔵庫のコーヒーゼリーを頂きながら考えた。
今日の具合は、如何なものだろう？
言わずと知れた腹具合、お通じのことです。
前が土曜日、次が月曜日。　昨日（火曜日）は出なし。
さぁ、今日はどうする？　腹は、膨張感で溢れている。
まだ時間があるなぁ～　次の様子で判断しよう。
再び、眠りに付く。

五時半に起きる。
ヤバイ、ちょっと寝すぎた。
判断を急がなくっちゃぁー！　時間が無いのだ。
溜まり過ぎている。　決めた～！　よぉーし、やろう！
『　夜明けのスカット　』　大作戦！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
朝六時半から七時になると、病院の作業が動き始める。
そうすると、神経質なヒゲは、排泄に集中できません。
だって、力んでりして陣痛を待っている時、お茶はどうの　・　お絞りは熱いですよ　・
ごみは？　・　とか声掛けられたらどうです？
貴方は、こんな環境で平気で出せますか？

つまり、ヒゲとしては、その作業前の夜明け前後に、スカーッとして置きたい訳です。
入院してからの食生活の変化で、しつこい便秘に悩まされています。
そんな状態で、十時からのリハビリに臨んだら、大変です。
足の筋を伸ばすなんて事したら、腹の中は大騒動！？
そういう事情があって、ヒゲが考えた手段が、六時前後の夜明け頃の大仕事です。
座薬を使ってでも、スッキリしておこうと。
アメリカ軍風にヒゲが名付けた奥の手、オペレーション　“　ユキ・サオリさん　”　
　演奏　：　ピンク・マルティーニオーケストラ　楽団　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
動きの悪い指先で、やっとこさ座薬を取り出す。
菊の御紋を探し出し、慎重に　・・・
時を待ちながら　・・・　ついに完了！
もう夜明けも、すぐに。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
スカーッとしたヒゲは、いつもの朝食を美味しく（？）頂き、
嬉々として、リハビリ室に向かったので御座いました。　（笑）

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