4/11 (土曜日) リハビリが終わる頃、迎えに来たカァちゃんが、早口に告げる。
「 マウンティンさんから連絡があって、電王戦がもう終わったんだって。
“ 2八角 ” が ・・・・・ で投了したそうヨ。 」
2八角とは、あの事だろうか。
ブログでも紹介した、人間なら用心して引っ掛からないHトラップと。
でも “ 投了 ” とは何の事だ?
家に着いて、急いでニコ生を覗くと、解説はあっていたのだが、それは第一局のエープリ戦だった。
やはり、早い投了とは本当だったのだ。
憮然たる顔で見ていたヒゲに、カァちゃんが言った。
「 ほら、ボクシングでも早く終わると、いろいろ昔の映像とか流して時間を稼ぐでしょうが。
それと一緒よ。 」
コメントが流れて 「 今、来ました。 」 「 えッ?(; ̄O ̄)、もう終わったのですか! 」
やはり、21手で終了したのは間違えないようだ。

この 『 コメント 』 を見ていて、40年ほど前の事を思い出す。
以前にも書いた事で恐縮ですが、余りに状況が似ているモノですから、是非紹介したくなりました。
1973年、夏の東京・武道館。
日本で初めて(!)のボクシング・ヘビー級タイトル戦が行われる会場。
ジョージ・フォアマン VS K・ローマン と云う組み合わせ。
ヒゲは、一世一代(?)の贅沢(!)に、この試合を観に行こうと決め、
東京のチェス仲間にチケットを依頼しました。
慶応の仲間から、直ぐ連絡が来たのは、「 大変な高額だけど、どうしましょう? 」
「 OKよ! 」
こうしてヒゲは、指定の二階席で、いつも通り幕の内弁当と酒を拡げてご機嫌。
前座から観戦しつつ、酒をチビチビ飲るのがイイ。
その時の前座戦が、また面白かった。
「 しかし、みんな遅いな? 」 ヒゲの周りには誰も居ません。
チケットが高過ぎて、買う人間がいなかったのか?
要らぬ心配をよそに、メインイベントが始まりました。
体格差が凄い!!
そして、ジョージがぶんぶんと丸太の腕でパンチを振り回すと 「 バチッ! 」
たちまち、TKO。
60秒ほどの撲殺ゲーム。
将棋で云う、21手で投了の図でしょう。

当然、ヒゲは酒の一杯だに飲む暇はありません。
しょうがない、残しておいた弁当と酒を頂いていると、続々と客がやって来ました。
客 「 あれっ、おかしいな? そこの人に訊いてみよう。 」
「 あのう、ヘビー級の試合は今からですか? 」
ヒゲ答えて 「 もう終わりましたヨ 」
「 えッ?(; ̄O ̄) もう終わったのですか! 」 ( どこかで聞いた台詞ですネ )
客は、青ざめながら出口へと。
無理もありません。 二階席でさえ、ヒゲ的には一世一代の金額を払っての事です。
ヒゲは、まあ前座から全てを観戦したのであきらめもつきます。
しかし、遅れて来た客は、一発のパンチも観ること無く会場を去らねばならない。
まさに、銭をドブに捨てるハメに。
ヒゲはこうして、弁当が終わるまで、弔問客(?)の案内を演り続けさせられたのでした。(笑)
それにしても、なるほど、ヒゲはちゃんと試合を観ていますが、テレビカメラの映像でもう一度観たい。
どこか、TV局の倉庫から探しだし、再現放送してくれないかな?
得意の特番とやらで。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
「 マウンティンさんから連絡があって、電王戦がもう終わったんだって。
“ 2八角 ” が ・・・・・ で投了したそうヨ。 」
2八角とは、あの事だろうか。
ブログでも紹介した、人間なら用心して引っ掛からないHトラップと。
でも “ 投了 ” とは何の事だ?
家に着いて、急いでニコ生を覗くと、解説はあっていたのだが、それは第一局のエープリ戦だった。
やはり、早い投了とは本当だったのだ。
憮然たる顔で見ていたヒゲに、カァちゃんが言った。
「 ほら、ボクシングでも早く終わると、いろいろ昔の映像とか流して時間を稼ぐでしょうが。
それと一緒よ。 」
コメントが流れて 「 今、来ました。 」 「 えッ?(; ̄O ̄)、もう終わったのですか! 」
やはり、21手で終了したのは間違えないようだ。
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この 『 コメント 』 を見ていて、40年ほど前の事を思い出す。
以前にも書いた事で恐縮ですが、余りに状況が似ているモノですから、是非紹介したくなりました。
1973年、夏の東京・武道館。
日本で初めて(!)のボクシング・ヘビー級タイトル戦が行われる会場。
ジョージ・フォアマン VS K・ローマン と云う組み合わせ。
ヒゲは、一世一代(?)の贅沢(!)に、この試合を観に行こうと決め、
東京のチェス仲間にチケットを依頼しました。
慶応の仲間から、直ぐ連絡が来たのは、「 大変な高額だけど、どうしましょう? 」
「 OKよ! 」
こうしてヒゲは、指定の二階席で、いつも通り幕の内弁当と酒を拡げてご機嫌。
前座から観戦しつつ、酒をチビチビ飲るのがイイ。
その時の前座戦が、また面白かった。
「 しかし、みんな遅いな? 」 ヒゲの周りには誰も居ません。
チケットが高過ぎて、買う人間がいなかったのか?
要らぬ心配をよそに、メインイベントが始まりました。
体格差が凄い!!
そして、ジョージがぶんぶんと丸太の腕でパンチを振り回すと 「 バチッ! 」
たちまち、TKO。
60秒ほどの撲殺ゲーム。
将棋で云う、21手で投了の図でしょう。
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当然、ヒゲは酒の一杯だに飲む暇はありません。
しょうがない、残しておいた弁当と酒を頂いていると、続々と客がやって来ました。
客 「 あれっ、おかしいな? そこの人に訊いてみよう。 」
「 あのう、ヘビー級の試合は今からですか? 」
ヒゲ答えて 「 もう終わりましたヨ 」
「 えッ?(; ̄O ̄) もう終わったのですか! 」 ( どこかで聞いた台詞ですネ )
客は、青ざめながら出口へと。
無理もありません。 二階席でさえ、ヒゲ的には一世一代の金額を払っての事です。
ヒゲは、まあ前座から全てを観戦したのであきらめもつきます。
しかし、遅れて来た客は、一発のパンチも観ること無く会場を去らねばならない。
まさに、銭をドブに捨てるハメに。
ヒゲはこうして、弁当が終わるまで、弔問客(?)の案内を演り続けさせられたのでした。(笑)
それにしても、なるほど、ヒゲはちゃんと試合を観ていますが、テレビカメラの映像でもう一度観たい。
どこか、TV局の倉庫から探しだし、再現放送してくれないかな?
得意の特番とやらで。
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