退院後、リハビリにも通い、随分体調は戻った。
今度は、頭のリハビリ(?)にも挑むことに。
前回の最終は、ブログにも書いた様に、鬼宗看の第四十番でした。
ところが、コレが不詰め作と解ってグラリ。
気落ちしてしまった。 (笑)
まあ、そういう事があって、気分転換に弟・看寿の作を解いてみようかと。
『 将棋図功 第一番 』
マガネット盤をセットして、2・3日。 少し理解した。
一週間経って、それぞれの局地的な解は見えてきた。
1. 5一 の角は、 9五 に成って使うのだろう。
2. 5七 の龍は、 6六 に上がって 3六 の 龍 と交換。
同時に、打ち歩詰め解消。
3. 手持ちにした飛車は、 8四 に打って 玉 に取らせて、 9五馬 の順か?
4. この順で追い詰めたが、少し足りない。 だいいち 1六 に居る角は何だ?
ばらばらの解が、ひとつのストーリーにならない。
そんな中、孫ゴジラが遊びに来た。 ヤバい!! 駒隠しの名人です。
一計を案じて、カァちゃんが動いた。
「 ひぃチャン! この将棋盤は、ひぃちゃんのジグソーパズルと同じ様な物なのよ。
途中で壊れると、嫌でしょう。 ヒゲ爺も困るのよ。
だから、ヒゲ爺が 『 出来た! 』 って言うまで、触らないでくれる。
守れたら、何時ものお手伝い分のお小遣いを上げるよ。 」 と。
こうしてカァちゃんは、怪獣を懐柔する奇手に出た!
その結果、ゴジラは10円で買収されて、東京湾に戻って行ったのでした。 (笑)
次の日、4番の 角 問題に明かりが見えた。
コレは、王手で脅かしながら、 角 を取るゾか?
すると、玉方の応手も工夫が要るナ。
そうか、飛車合いか。 もう一度王手すると、また飛車合い。
つまり、コレは 角 のノコギリ引きなのか。
しかし、何の為だろう? ノコギリで 5六 まで来て、考え込む。
さて、ヒゲは病院の待合室に居ます。
月例の診察を待たされているのですが、苦にしている様子はありません。
時折、天井を眺めて、ニタついて居ます。
看護士さんが見たら、怪しい患者がいると騒動になるかも。
勿論、スマホも持たないヒゲ。
しかし、頭の中では、やりかけの詰め将棋と格闘しているのです。
ヒゲ的には、このプロセスこそが最も愉しい時です。
ゆっくり時間を掛けて解いていく、リタイア組だからのアプローチでしょう。
そして気づいたのが、 7四 に居る 香車 こそが鍵を握る小惑星だと。
もう一度、この地点に関わるあらゆる動きを計算し直すと、突然 5六 の 角 の引力が
絡んできた。
もう、ストーリーは決まった様だが詰まない。
歩兵半分ほど届かない感じ。 なぜだ?
しょうがない、頭切り替え式で挑むと、ピンときました。
最後の最後の、 角打つ場所です。
頭の中だけで解く時の盲点が生じていたのです。
ばらばらだったアナザーストーリーが、ワンストーリーに昇華した瞬間でした。
しかも、変化手順のサイドストーリーもそれぞれに味がある。
こうして、約三週間に渡る悪戦苦闘も、やっとこさ決着が。
今夜の酒は美味いだろうナ。 (笑)
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
今度は、頭のリハビリ(?)にも挑むことに。
前回の最終は、ブログにも書いた様に、鬼宗看の第四十番でした。
ところが、コレが不詰め作と解ってグラリ。
気落ちしてしまった。 (笑)
まあ、そういう事があって、気分転換に弟・看寿の作を解いてみようかと。
『 将棋図功 第一番 』
マガネット盤をセットして、2・3日。 少し理解した。
一週間経って、それぞれの局地的な解は見えてきた。
1. 5一 の角は、 9五 に成って使うのだろう。
2. 5七 の龍は、 6六 に上がって 3六 の 龍 と交換。
同時に、打ち歩詰め解消。
3. 手持ちにした飛車は、 8四 に打って 玉 に取らせて、 9五馬 の順か?
4. この順で追い詰めたが、少し足りない。 だいいち 1六 に居る角は何だ?
ばらばらの解が、ひとつのストーリーにならない。
そんな中、孫ゴジラが遊びに来た。 ヤバい!! 駒隠しの名人です。
一計を案じて、カァちゃんが動いた。
「 ひぃチャン! この将棋盤は、ひぃちゃんのジグソーパズルと同じ様な物なのよ。
途中で壊れると、嫌でしょう。 ヒゲ爺も困るのよ。
だから、ヒゲ爺が 『 出来た! 』 って言うまで、触らないでくれる。
守れたら、何時ものお手伝い分のお小遣いを上げるよ。 」 と。
こうしてカァちゃんは、怪獣を懐柔する奇手に出た!
その結果、ゴジラは10円で買収されて、東京湾に戻って行ったのでした。 (笑)
次の日、4番の 角 問題に明かりが見えた。
コレは、王手で脅かしながら、 角 を取るゾか?
すると、玉方の応手も工夫が要るナ。
そうか、飛車合いか。 もう一度王手すると、また飛車合い。
つまり、コレは 角 のノコギリ引きなのか。
しかし、何の為だろう? ノコギリで 5六 まで来て、考え込む。
さて、ヒゲは病院の待合室に居ます。
月例の診察を待たされているのですが、苦にしている様子はありません。
時折、天井を眺めて、ニタついて居ます。
看護士さんが見たら、怪しい患者がいると騒動になるかも。
勿論、スマホも持たないヒゲ。
しかし、頭の中では、やりかけの詰め将棋と格闘しているのです。
ヒゲ的には、このプロセスこそが最も愉しい時です。
ゆっくり時間を掛けて解いていく、リタイア組だからのアプローチでしょう。
そして気づいたのが、 7四 に居る 香車 こそが鍵を握る小惑星だと。
もう一度、この地点に関わるあらゆる動きを計算し直すと、突然 5六 の 角 の引力が
絡んできた。
もう、ストーリーは決まった様だが詰まない。
歩兵半分ほど届かない感じ。 なぜだ?
しょうがない、頭切り替え式で挑むと、ピンときました。
最後の最後の、 角打つ場所です。
頭の中だけで解く時の盲点が生じていたのです。
ばらばらだったアナザーストーリーが、ワンストーリーに昇華した瞬間でした。
しかも、変化手順のサイドストーリーもそれぞれに味がある。
こうして、約三週間に渡る悪戦苦闘も、やっとこさ決着が。
今夜の酒は美味いだろうナ。 (笑)
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