田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

懐かしの光景

2017-11-08 16:22:10 | ヒゲの毒舌
最近の週刊誌の見出しに、つい魅せられてしまいました。
 《 朝ドラ“ひよっこ”は、高齢者の認知症予防の役にたつ!? 》
つまり、66歳のヒゲには、ボケ防止の必須アイテムみたいです。
この朝ドラには、 “昭和の懐かしいシーン” が登場するから、
高齢者が記憶をたどっていく作用があるらしい。
そのプロセスが脳を刺激して、認知症を予防すると。

なるほど!
ヒゲもつい観てしまうのが、戦後を舞台としたドラマなんかですもんネ。
映画『三丁目の夕日』なんか観ると、涙がちょちょぎれる派です。 (笑)
         
ほら、“三輪車ミゼット”なんかが、街中にヨチヨチ進むとこ ・・・ イイね~!
        
その朝ドラのワン・シーンで、記憶がよみがえりました。

昭和30年代、熊本県荒尾に親戚宅がありました。
少年ヒゲは、そこの従兄弟達によく遊んでもらっていました。
その中の一人と別れの時がやって来たのです。
年長者のK一郎が、就職で東京に行くというのです。
ほら、鹿児島県阿久根大島でロング・キャンプを共にしたり、荒尾で足長蜂の大巣を
叩き落して、蜂達に追いかけられたりの。

銀行家の父親は、渋っていました。
「 高校ぐらいまでは、進学しないか! 」 と。
しかし、Kは勉強嫌いで、コックさんに成りたいと言い張ります。
親が反対するのも無理ありませんでした。
当時の時代背景では、料理人の地位は非常に低いものでしたから。
で、コックさんは譲って、金の卵ともてはやされる東京に行くことになったのです。
少年ヒゲも、訳は分からないまま、駅に見送りに行きました。
       
                 
帰宅してのE叔母さんの号泣には、何とも言えない気持ちになったもんです。
K一郎は上京して、やがて工場長になったのですが、苦労は絶えなかったとか。

朝ドラ“ひよっこ”では、主人公が製造工場でラジオの組み立てをするシーンが登場します。
      
                   
やがて、そのラジオが、熊本市にも届く日が来ます。
              
その頃小学生のヒゲは、三年坂の途中に在った『日教社』と云うおもちゃ屋(?)さんに、
よく足を運んでいました。
但し、ヒゲの小遣いでは、トランジスタ・ラジオを買うのは無理でした。
で、その隣りに在った“ゲルマニウム・ラジオ”に目を付けた。
                       
名前が、いかにも外国風でイイ。
価格も手が出る範囲だから、即買いです。
向きを調節すると、音が聴こえる時も。
場所次第では役に立たず、文字通り子どものオモチャ程度しかなりませんでした。
それでも机に飾ると、何かこう、いっぱしのアカデミズムを感じたものでした。

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