今日は、ご機嫌なヒゲです。
デパ地下半額セールのコノシロに、カァちゃんが用意した薬味。
白い部位が、まるまる太った人文字を刻んであります。
その肥やしの効いたような濃厚な旨味が、たまらなく好きです。
ひと昔前の、熊本郷土料理の店での事。 もう、今はありませんが。
サービス係が、 “人文字ぐるぐる” の注文を伝えた時でした。
ひねくれマスターが、ほえます。
「 バカやろう! 今時分、人文字なんて在るわけないヤロー。 」
こんな、けんもほろろな店が生き残れるハズはありませんよね。 (笑)
熊本名物と云えば、 『 馬刺し ・ 辛子れんこん ・ 人文字ぐるぐる 』
まるで、三種の神器と決まっているようなあんばいですネ。
親切な接待役は、困りました。
折角、遠来から熊本くんだりまで来て頂いてるのに、三種の神器の人文字ぐるぐるがない。
それじゃあ、オモテナシにならないじゃないか。 (怒)
そこで、知恵者は考えました。
熊本に人文字がないなら、そうだ! 福岡県の小ネギを使おうと。
こうして、人文字とは、 似て非なる小ネギが代用される流れに。
その瞬間から、熊本名物の人文字は駆逐され、使い勝手のいい福岡小ネギが幅を利かせるのです。
人文字の滋味あふれた味わいは姿を消し、あっさりしたネギ風味のぐるぐるが主役に踊り出た。
そもそも、この熊本・三種の神器は季節料理だった。(過去形に注意)
ぐるぐるは、人文字が収穫される時期だけのモノ。
辛子れんこんは、れんこんが美味しい時だけに作られた。
馬刺しでも、馬にストレスが加わる夏場は、避けるのが熊本人でした。
しかし、三種の神器が熊本代表の名物になると、話しはややこしくなります。
年中! 名物を切らさぬように、熊本の商売人は考えた。
その、もてなしの精神が現在に至っているのです。
ありがたい事ですが、料理の劣化で、県外客のあらぬ失望を招いたのも事実でしょう。
こんな三種の神器などにこだわりさえしなければ、熊本には特筆すべき食材がいっぱい在ったのです。
次から、少しづつ紹介させていただこうと思います。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
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白い部位が、まるまる太った人文字を刻んであります。
その肥やしの効いたような濃厚な旨味が、たまらなく好きです。
ひと昔前の、熊本郷土料理の店での事。 もう、今はありませんが。
サービス係が、 “人文字ぐるぐる” の注文を伝えた時でした。
ひねくれマスターが、ほえます。
「 バカやろう! 今時分、人文字なんて在るわけないヤロー。 」
こんな、けんもほろろな店が生き残れるハズはありませんよね。 (笑)
熊本名物と云えば、 『 馬刺し ・ 辛子れんこん ・ 人文字ぐるぐる 』
まるで、三種の神器と決まっているようなあんばいですネ。
親切な接待役は、困りました。
折角、遠来から熊本くんだりまで来て頂いてるのに、三種の神器の人文字ぐるぐるがない。
それじゃあ、オモテナシにならないじゃないか。 (怒)
そこで、知恵者は考えました。
熊本に人文字がないなら、そうだ! 福岡県の小ネギを使おうと。
こうして、人文字とは、 似て非なる小ネギが代用される流れに。
その瞬間から、熊本名物の人文字は駆逐され、使い勝手のいい福岡小ネギが幅を利かせるのです。
人文字の滋味あふれた味わいは姿を消し、あっさりしたネギ風味のぐるぐるが主役に踊り出た。
そもそも、この熊本・三種の神器は季節料理だった。(過去形に注意)
ぐるぐるは、人文字が収穫される時期だけのモノ。
辛子れんこんは、れんこんが美味しい時だけに作られた。
馬刺しでも、馬にストレスが加わる夏場は、避けるのが熊本人でした。
しかし、三種の神器が熊本代表の名物になると、話しはややこしくなります。
年中! 名物を切らさぬように、熊本の商売人は考えた。
その、もてなしの精神が現在に至っているのです。
ありがたい事ですが、料理の劣化で、県外客のあらぬ失望を招いたのも事実でしょう。
こんな三種の神器などにこだわりさえしなければ、熊本には特筆すべき食材がいっぱい在ったのです。
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