岩手県紫波郡紫波町に鎮座する志和稲荷神社を参拝する。東北本線の日詰駅からアクセスするのだが、バス便は不便で、徒歩で行くには遠すぎる。タクシーを利用した。
志和稲荷神社は1057年に源頼義・義家が伏見稲荷神社を勧請して創建した神社である。いわゆる”前九年の役”当時のことである。奥州総鎮護と呼ばれているのはそのためである。
”志和のおいなりさん”として地元の人の信仰は篤い。
右折すると、社殿がある。
お稲荷さんと奥州総鎮護が結びつかない気がする。最初からお稲荷さんだったのだろうか? 鎮護と云えば、普通は八幡宮である。ましてや源氏が創建したのだ。
由緒書きも一読不明で、どういう経緯があったのか明瞭ではない。