2023年2月17日。遠州三山をまわる。
新横浜駅から東海道新幹線を利用し掛川駅で下り、東海道本線に乗換えて、袋井駅で下車した。
新幹線は混んでいた。新横浜駅で切符を買うにも15分ほど待ったし、車中も一杯だった。コロナ前に戻ったわけだ。来月の春休みと桜の季節は大変だろう。
袋井駅に可睡斎のひな祭りの人形が展示されていた。
遠州三山は、可睡斎を除き、バス便がない。三山をまわるには、タクシーを利用するしかない。
可睡斎の法堂。法堂は曹洞宗の本堂のことである。可睡斎とはお寺としてはヘンな名前だが、徳川家康が名付けた。そのエピソートについては、面倒になるので、ここでは述べない。
1401年に開山され、当初は、萬松山東陽軒と呼ばれていた。
可睡斎は、寺号からは想像できないが、東海一の禅の修行道場である。
ここをお詣りする人は、法堂よりも秋葉大本殿の方が目当てではないか。
明治6年に、秋葉寺から秋葉総本殿三尺坊大権現のご真体を遷座した。以来、ここは秋葉総本殿として信仰されている。火防の神様である。
秋葉総本殿は、法堂の左上にある。
階段下に、大下駄がある。
カラス天狗の銅像がある。
中には、天狗のお面もある。
禅のお寺だけあって、境内は整然としていた。