目黒不動から五百羅漢寺へ歩く。場所は、目黒不動の裏に当たる。
もともとは本所五ツ目通りにあった。今の江東区大島町である。明治41年(1908年)に現在地に移転した。
五百羅漢像は、松雲元慶禅師(1648年~1710年)が彫刻したものである。十数年の歳月を要した。500体以上を彫ったというから信心の力は恐ろしい。現存するのは308体である。
宗派には属さず、単立である。ここは拝観料をとる。
右側にらかん茶屋というレストランがある。
本堂。中に羅漢像が収まっているが、すべてを収納できず、残りは羅漢堂にある。これを一人で彫ったのかと思うと、やや呆然とした。一見の価値はある。