モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

中島、萬代、日高、中村の退団・・・

2015-12-08 12:19:36 | モンテディオ山形
ちょっと、古いネタになってしまいましたが、
POとか入替え戦とか、話題満載だったもので・・・


ナカシ、萬代、そして先日のザキさんの退団で、
J2降格後の、「新生モンテ」の一時代が終わりを告げることになりました。
降格を機に、選手層の若返りを図ると言うことかと思いますが、
ある意味、奥野前監督の遺産の払拭ということかもしれません。


2012年、降格したコバモンテからの脱却、攻撃力の強化として期待され招聘された奥野監督。
そして、奥野監督が採用したのが、4-3-3の3トップシステムでした。

開幕戦のアウェー千葉戦で、攻撃のときに両SBが高い位置に上がり、
最終ラインがCB2人になったのを見た時に、

「これは、全然違うモンテになった。えらい事になった」と、ワクワクドキドキ(ハラハラ)したものでした(笑)
結局試合はそこを狙われて、藤田に2失点で負けるわけですが(汗)

開幕戦こそ3トップは機能しませんでしたが、次節の松本戦から、
このシステムが一気に開花。
前半戦最後にはついに首位に躍り出ます。

それを支えたのが、ザキさん、萬代、ナカシの強力3トップでした。
とにかく、前線から時には最終ラインまで、激しく球際を競る3人は、
これまで、ブロックで守備することしか、見た事がなかった自分には、あまりに鮮烈に写り、
もしかして、このチームこのまま昇格してしまうのかと思ったくらいでした。
(後半戦で、完全失速してしまうわけですが・・・)

そして、強力3トップは、2013年、
ザキさんとナカシがキャリアハイのシーズン得点(8点、12点)を達成します。
この年は、得点力だけ見たら、モンテ最強だったでしょう。


そして昇格した2014年。
それぞれの選手の活躍も、モンテの躍進には欠かせないものでした。

ザキさんは言うに及ばず、
ナカシは、なんといってもホーム福岡戦でのAT逆転ゴール。
これで、6位圏内をぐっと手繰り寄せることができました。
また、萬代は、天皇杯での2ゴール(ソニー仙台、鳥栖戦)で、チームを一気に決勝まで導きました。

本当に、ナカシ、萬代には感謝の言葉しかありません。


次に、
日高は、昨年一度契約満了になって、その後再契約という珍しい経緯があった選手。
ボランチの台所事情もあったでしょうけど、
監督は、今年の奮起に期待したはず。

昨年、出場に恵まれない中で掴んだ天皇杯での出場。
そこで、萬代とのホットラインを形成して、勝利に貢献。
今年への手応えも掴んだはずなのですが。

バズも出られないというボランチ競争の中で、また埋没してしまいました。

パサーとしての才能は誰もが認めるところですから、
どこかで頑張って欲しいです。
できれば、秋田で(願)

中村英之は、広大とちゃみの怪我で、急遽補強することとなった選手。
練習では、足元がうまいしフィードが正確な選手だなぁと思って見てました。
ナビスコ杯の仙台戦で初出場も、試合中の怪我で脱落。
その後は、機会に恵まれずにシーズンを終えました。
性格的にも、闘志が全面に出るタイプではなかったあたり、
監督も使いづらかったのかなぁと。


これで、ロメロ、ザキさん、ふなっしー、ナカシ、萬代、慶太、中村が退団。


GK: ギシさん、隼、兼たん、摂津
DF: ちゃみ、當間、西河、広大、竜つぁん
WB: 山田、純平、Jr、瀬川、ボム
ボラ: バズ、松岡、アルセウ、小椋、<まちゃる>、<谷村>
シャドー: 川西、伊東、比嘉、ユルキ、(永藤)
ポスト: ディエゴ、林、高崎

が、現有戦力となりました。

やっぱり、こうしてみるとボランチ多いですね。
瀬田さんが言ってたように、バズはもう一列前でプレーできれば。
逆にその他のポジションは、このままだとJ2でも厳しいでしょう・・・

これから、さらに選手の入退団が続きます。

来月、チーム始動時に、どんなメンバーになっているのか、
楽しみでもあり、不安でもあり・・・
コメント
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