ベンチには在籍時の14番のユニ、そして選手は喪章をつけての試合となりました。
特別な日となっただけに、本当に勝ちたい一戦でした。
連戦を4勝1分けで乗り切ったのは素晴らしいことだし、
シンプルに評価できると思うのですが、
劇的なゴールで勝ちが目の前にあったことを考えると、
やっぱり、勝ち点2を逃したのは残念で、
これが最後何かに影響しなければ良いなとも思います。
そんな、晴れがましくも悔しい一戦でしたが、
メンバーから振り返ってみたいと思います。
GK後藤
DF半田、山崎、野田、川井
MF國分、藤田、小西、加藤
FW藤本、康太
交替は、藤本→デラトーレ、國分→チアゴ、康太→木戸
交替枠を3人しか使わなかったのは、
来週試合がないこともあるでしょうけど、
それだけ選手のプレーの出来が良かったことを表しています。
ここまでリーグ戦60%ぐらいのボール支配率を誇っている大分を40%に抑え、
シュート数もモンテの半分だったという数字でもそれが表れていますね。
全体として、今季一番のパフォーマンスだったかもしれません。
それだけに、最後だけが惜しかった(何度も言う)
しかし、それよりも心配なのは藤本の負傷です。
帰宅して映像で見ると、相手ボランチと2人でもつれ合って転倒した際に、
ひざ下を捻っているように見えます。
大事を取っての退場であってほしい。
ここで離脱となると、チームの士気にも大きく影響しますからね。
せっかくチームが上昇気流に乗りそうな時期だけに。
・・・考えたくもないです(汗)
試合全体としては、両チームともインテンシティが高く、
引き締まった好ゲームとなりました。
大分は前評判通り、選手個人のプレー強度が高く、
繋ぎながらも、タイミングよくFW呉屋にボールを入れてきます。
前半は、ボールの取りどころが定まらず、攻められる時間帯も続きました。
しかし、息吹、小西、康太あたりが徐々に慣れてくると、
中盤でボールを持てる展開となり、
後半はゴールの期待値も高まる攻撃が続きます。
そして、チアゴ投入から後半ATに突入し、
バイタル中央から康太のやさしいクロスを上手にトラップしたチアゴが、
落ち着いてゴールを決めます。
2試合続けてのチアゴのAT弾で、まさかの5連勝がぐっと近づきましたが、
最後の最後ラストワンプレーで大分の執念が同点弾を生み出します。
しかもゴールしたのはCBのペレイラ。
後半に自陣ゴール前で頭を負傷しながらの根性のゴール。
試合をコントロールしていたのがモンテだっただけに、
この結末は残念至極ではありましたが、
しかし、選手は頑張りました。
本当に5連戦お疲れさまでした。
ありがとうございました。