★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

波長

2006年11月01日 | ★道をひらく
友達ってなんでしょうか?
そんなことをちょっと考えるような出来事があって、しばらく考えていました。

私が自分で友達と思っている人は「心でつながりあえる人」「本音で話せる人」「互いに励まし合える人」「切磋琢磨出来る人」と思っています。私が好きな人は「向上心がある人」「何かに頑張っている人」「輝いている人」「聞き上手な人」「思いやりのある人」です。私が嫌いな人は「愚痴ばかり言う人」「悪口ばかり言う人」「人の迷惑を考えない人」「話を聞かない人」です。どれも一般的ないわゆるという感じですね。

そして、人間として付き合う上で一番大切なのは「波長が合う人」だと最近感じています。
「波長」とか「オーラ」ってとても大切だと思います。

友達や恋人、結婚相手って、そういう意味でなんか似ている気がしています。どちらかだけが一方的に強く想っていてもダメで、やはり波長が合わないとうまくいきません。じゃあ、その「波長」って何?ときかれるとこれまた難しいですが、ほとんど感覚的なものですよね。誰でもたぶんそれを感じる感覚を持っていると思います。ちょっと話しをしてみて、「この人とは合う。」「この人とは合わない。」というあの感覚です。趣味や性格が違っていても、波長が合うと不思議とそんなに努力もせずに仲良くなれます。聞き上手になるとか、相手の気持ちを汲むとかの多少の努力はありますけど。

波長は、自分の中の「思い」や「考え」を反映して、高まったり低くなったりします。それに応じて、「類は友を呼ぶ」という現象を起こしているようです。それは、ジェームズ・アレンの「原因と結果の法則」と同じ、スピリチュアルカウンセラー江原啓之さんが言う「波長の法則」なんだなぁと思います。

そんな自分が抱いている感覚というのは案外正しいんだなぁと感じています。
「この人とは合わないな。」
と感じた人はどんなに合わせようとしても、解ろうとしても、仲良くなろうとしても、だんだん時間が経つにつれ、辛くなってきます。その内に付き合い自体が疎ましく思えてきます。その人に優しくなくなってきます。しまいには存在自体に憎たらしく思えるようになってしまいます。悪口や批判を言うようになってしまうと、言うたびに自分の心が汚れていくようで、そんな自分のことも嫌になってきてしまいます。

確かに人を嫌うことはあまりよくないように思うのですが、心が「嫌だ!!」と言っているものを無理に否定しようとしても、嫌なものは嫌なんですよね。逆に「どうしてそんなものが好きなの?」とどんなに言われても、好きなものは好きなのと同じように。人間には好き嫌いがあって当然だと思います。それは仕方がありません。正しいとか、間違っているという概念はおいておいて、それが「ある」「存在する」ということは確かです。

自分となんとなく合わない人と仲良くなろうと頑張ってみましたが、やっぱりダメでした。気持ちが受け付けなくなっていきました。許せないとかそういうことではなくて、付き合う気持ちになれないんです。どうあっても、好きになるどころか嫌いになるばかり。思い出すのさえ、苦痛になってきます。元カレもきっと私に対してそうだったんでしょう。「合わない。」単にそれだけのことです。自分と合わない人と一緒にいると疲れてしまい、たぶん無理して一緒にいればいるほど、傷つけ合うようになると思います。

もしかしたら、私の波長が変わったせいで合わなくなってきたのもあるのかなとも思いました。これが「波長の法則」なのでしょう。

だから、これから私は感覚的に直感的に合わないもの、嫌なものにはなるべく近寄らない、交流を持たないようにしようと思いました。無理して仲良くなろうとも思わないことにしました。もし途中で「合わない。」と思ったら、しなければいけない事以外は無理に行わずに、静かに遠ざかることにしました。どうしても関わらなければいけないときは、最低限のマナーをもって接しようと思います。こういうことは、自分のためにも、相手のためにもいいことだと思います。合わない相手が存在することは否定しません。存在してもいいんです。合わないものと関わらなくても存在を認める、それがちょうどいい考え方ではないかと思っています。

私が大切にしたい人やものを大切にしていこう。
そう思っています。

私と波長が合わなかった方、本当にごめんなさい。
せっかく出逢えましたが、私と付き合いたくても残念ながら私とは合わないんです。もっと自分自身に合う方を見つけてください。その方があなたの幸せのためです。

私と波長が合う方、出逢えて良かったです。ありがとうございます。あなたが掛けてくれる言葉、あなたがいてくれるお陰で、私はとても励まされ、生きていく強さに変えられます。

波長は変えられます。だから、自分の波長をもっと高めて、これからも、今まで出逢ってきた私が大切に思う素晴らしい友人達やこれから出逢う人々と、素敵な人間関係に恵まれるように、自分に満足することなく、さらに磨いて向上していきたいと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする