★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

ケン:必要にして善

2015年01月09日 | ★育児
今朝、ケンはちょっとぐずぐずしながらも
やらなければならないことをちゃんとやりました。

 朝起きて、すぐ着替える
 新聞を持ってくる、古い新聞をしまう
 ランドセルを2階から持ってくる
 朝食を食べる
 歯磨き、洗顔、髪とかし

時間内にきちんと終わらせて
出発の7:20ちょっと過ぎには家を出ました。

私はぐずぐずしても、
けして声を荒げず、怒鳴らず、叱らずに
こたつに潜り込もうとしても引っ張りだし、
次にどうすればいいかを伝え、
できたらそれを
「○○ができたね。」
と伝えました。

こんなに冷静に対応できたのは
初めてのことかもしれません。
ケンも、暴れずに落ち着いて行動していました。

髪をとかそうと洗面台の鏡を見たとき
ちょっと寝癖がついているのをみて
「イケメンにしなきゃ~。」
なんて言っていたので笑えました^^


なんだか今まで
色々見てきたこと、学んだことが
すべて集約されていた気がしました。

☆パピーいしがみさんのテキストを学んだこと
☆「ひまわりのかっちゃん」を読んだこと
☆「奇跡の人(ヘレン・ケラーとサリバン先生)」
 の観劇に行ったこと

これは「必要にして善」だったのか?と思わせるように、
すべてのことが、この診断された後の対応のために
準備していたかのようにすべて役に立っています。
学ぶべきして学んでいたように思えました。

だから、「発達障害」の中の
軽度の「自閉症スペクトラム障害」と診断されても、
担任の先生に
「特別支援学級に入った方がいいかもしれない」
と言われても
冷静にどうしたらケンのために一番いいのかを
ちゃんと考えられたのかもしれないし、
どうすればケンが自信を持って、
チャレンジできるようになるかもすぐ考えられました。

夫は「特別支援学級」と言う話を聞いて
かなりショックを受けていました。

「自分も特殊学級に入った方がいいと親が言われて
 親はそれを断ってくれた。
 俺はそれでよかったと思っている。それなのに…」

という感じで…。
わからないでもありません。
普通ならショックですよね。

私は夫に、
ケンは夫とは違うのだということを説明しました。
夫は見えないルールがわかるけど
ケンは見えないルールがわからない。
ただ、勉強ができないだけの問題じゃないからと。
夫は気持ちがついていかないようでしたが
最後は納得してくれました。


昨日は、けいさんドリルの宿題で
今までにないめざましい理解力をみせました。
さらに字までうまく書けるのです!
脳のある場所がまるでつながったかのように。

繰り上がりのあるたし算が「わかった!」と
目をキラキラ輝かしながら
次々と問題を解いていきました。
「ねぇ、ねぇ、僕、できるよ!」って言う感じ。

パピーさんがいつもメルマガに書いている
「《自信をつけた人間の能力は爆発的に開花する》という法則」
が、きっとこれだ!と思う最初の瞬間でした。

こういう体験を一つずつ増やしていこう。
小さな一歩だけど、これは大きな一歩だと感じました。
コメント
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