★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

コウ:ブレイブだぜ!

2016年05月23日 | ★育児
ちょっと懐かしい言葉。

「ブレイブだぜ!」

獣電戦隊キョウリュウジャーが言っていたセリフです。
勇気を出して、かっこよく決められたときに使う言葉です。

幼稚園の終わり頃から、入学して今まで
Kくんにイヤなことをされていたコウ。
イヤだと言えず、やられっぱなしだったみたいです。
鉛筆をわざと落とされて芯を折られるような
ちょっとした嫌がらせにまで発展していました。
さらにスネ夫のような取り巻きのHくんもいるようです。

Kくんがジャイアン、
Hくんがスネ夫、
コウがのび太になっているようです。

Kくんにいじめられて、怖かったり、イヤだったりしたのか
夜中に急に目覚めて、泣きわめくけど、
次の日は覚えていないという「夜驚症(やきょうしょう)」が
ちょくちょくありました。

それほどコウにとっては
ストレスだったのでしょう。

でも、私はこのことはチャンスだと思いました。
そう、「イヤなことはイヤ」と
強く相手にハッキリ言う経験を積む絶好のチャンスです。
パピーいしがみさんがテキストやメルマガで言っていたこと。

ここで待つ覚悟を決められない親は
すぐに先生に
「うちの子がいじめられている。」
と言って解決させてしまうでしょう。

でも、私にはパピーいしがみさんのテキストがある。
どうすればベストなのかの道標を持っている。

「いじめ」をこれから先も受けないようするには
自分の身は自分で守り、
自分のプライドは自分で守る必要があることを学ぶ。
まだ、問題や年齢が小さいうちに
この困難を自分で乗り越える必要がある、
と私は考えました。

子どもが勇気を出して、言えるように待つのは
親の勇気と忍耐と覚悟が必要です。
親にとって「待つ」ことは
とてもとても苦しい時間です。

親が行動してしまえば、
すぐに解決してしまうことかもしれません。
でも、それは子どもに困難を乗り越えるための
大切な経験を奪ってしまうことになります。

ここは苦しいけれど我慢の子!

コウにはひたすら
「ケンカをしてもいい。
 イヤなことはイヤだとハッキリ伝えなさい。
 何かあったら、お母さんがコウを守るから。」

そして、洗脳するように
「コウは強い!コウは強い!コウは強い!」
と言い続けました(笑)

そんな中、先週の金曜日は遠足がありました。
遠足の前に、私は先生に探りを入れに行きました。
先生には
「コウがKくんにイヤなことをされているようです。
 でも、先生に特に何かをして欲しいというのはないのですが、
 現在の学校でのKくんとコウはどういう感じかを知りたくて
 探りを入れに来ました。」
と伝えました。

遠足の班は、なんとそのKくんと同じ班で
1対1になります。
コウはイヤだなと感じていました。

先日、仮面ライダーウィザードの録画DVDを見ていて
仮面ライダービーストが
「ピンチはチャンス!」
と言っていたことを思い出し
コウに、
「これはピンチはチャンスだよ!
 1対1だから対決できるじゃない。」
と伝えました。

遠足の時は特にイヤなことはしてこなかったようです。

しかし、昨日の昼休みの時、
コウはKくんにちゃんとイヤだと言えたようです!
兄のケンがその現場を目撃していて
おばあちゃんに報告しました。

「コウがKくんとケンカしてた。」

そのことをおばあちゃんから聞いて、コウに
「よくやったね。いい経験ができたね。
 お母さんはそれを待っていたんだよ。」
と伝えました。
コウはやりきった感じで
すがすがしい顔をしていました。
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