私も多数決で決めるやり方は嫌だなぁと思っていました。
大勢が正しいって一体誰が決めたんだろうといつもモヤモヤしていました。
中学生の時、クラスで何か決めごとをしていて、ブツブツ(# ̄З ̄)文句を言っていたのですが、
「そんなに意見があるなら、ブツブツ言ってないで言えばいいじゃないか」
と隣の男子に言われたけど、意見を言ったところでみんな聞くわけないじゃん!😠と思ってました。
コイツ変なこと言っててバカなんじゃない?!とさらし者になるだけだなと、隣の男子の言うことはもっともだと思いつつ、色んな意見を出し合える雰囲気ができてないことに、非常にいらだちをかかえていました。
説明できないけど、中学生の私は多数決できめるやり方は何か違う!と感じていました。
工藤校長先生が、そのことを的確に言葉にしてくださっていて、嬉しいです。
これこそ学校で教えていくことだと思います。
誰一人取り残さないことを目標にどうしていけばいいのかを話し合って決めていくことこそが民主主義だと思います。
息子も、中学校が押し付けてくる「団結」とか、クラスで決めた目標「+ K I(たすけあい)」という目標の決め方にスゴく不満を持っていました。
せっかく一生懸命考えた、自分が提案したクラス目標を邪険に扱われた、そう感じたそうです。
そう思わせてしまうのは、本当の民主主義的な話し合いができておらず、多数決主義の考え方で、声が大きい人、みんなに人気がある人、大勢の意見が正しいと言う雰囲気のせいだと思います。
息子が感じた違和感は、私も感じていたことだから、息子が学校に行きたくないと言う選択をしたことは、それでいいと私は思いました。
人と違うことを選び取れる息子たちを、なんだか誇りに思えるようになってきました。
息子たちは、自分で考えて決める力がある。
だから、学校のテストで💯が取れなくても大丈夫だなと思えてきました。