on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

カーリングを始めた頃

2022-02-27 17:50:00 | スポーツ
 学生時代、夏に北海道旅行したときに行く先々で「冬はこんな体験ができます」という話を耳にしました。稚内に泊まったとき、冬にカーリング体験ができることを聞き、カーリングって確かテレビで見たことある!レポーターがストーンを投げて、ハウス中心を狙ったのですが、相手チームにスィープされて出されてしまったシーンがあった!と、思い出しました。こんな感じでこういうスポーツがあるという認識はありました。

 時は流れて、長野オリンピックではスキージャンプ競技が悪天候で中止になった差し替えでカーリング中継が放送され、トリノオリンピックで強豪カナダを敗って話題になりました。

 そのトリノオリンピック直後、私が住む東京都江戸川区のスケートリンクでカーリング体験ができるという情報を区の広報で見つけました。「北国のスポーツと思っていたのに、こんな近くでできるとは!」と、早速申し込み時間を待って電話を掛けてもツーツーツーと話し中が続いています。20分ぐらい経って、あらためて掛けると予約オッケーでした!

 受講できることになったけど、ルールわかんない。ルールなど知らない人が受講するのだろうけど、知っているに越したことはないです。投げてる人は交代してたけど、ポジションの交代はどうなっているの?こんなことならオリンピックもっと真剣に見ておけばよかった。ネットで検索しても、当時は詳しいルールを書いたものは見つかりません。本屋さんに行ってもないし、図書館で検索したら常呂町(今は北見市常呂町)の歴史を書いた本は見つかったけど、カーリングが町に入ってきて広まったことは書いてありましたが、ルールなどのことは書いてありませんでした。これだけ探して見つからないなら仕方ない。ルールを知ることは諦めました。

 では、服装はどうしよう。動きやすい服装とは言われたけど、氷の上だから寒いだろうし、そうかといってスノボのウエアはしゃがんだりするのにごわごわしそう。それに服が氷に直に触れるわけではないので防水はなくてもいいだろうと、オリンピックの画像を見返して似た色のジャージを用意しました。靴は底がきれいな運動靴ということで、室内トレーニング用のを持っていくことにしました。

 いざ当日、スケートリンクに行ってみると、あれ?的になる丸がない?!(ホントは薄く描いてありましたが)ここで初めて専用のシートではないことにここで気づきました。



 講師はオリンピックの解説をされていたという方で、受講する我々は緊張気味でしたが、準備運動の途中でスタッフに任せて更衣室に消えてしまいました。暫くして戻ってくると「すいません。ジャージを後ろ前に穿いてしまいました。」と照れながら言い、受講生の我々からは談笑も聞こえ、一気に緊張が解けたのを記憶しています。

 これから、オリンピックを見て体験を受けられる方が増えてきます。まずは、リラックスして楽しんでいただけたらと思います。

 なお、現在は、江戸川のスケートリンクでカーリングは行われていません。

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