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北國街道先取りの旅

2022-05-24 20:10:53 | まち歩き
 北陸新幹線が敦賀まで延伸するのは2024年、そうなると人々が押し寄せ、どこへ行っても満員なんて状況になりそう。ならば人が殺到する前に楽しんでしまいましょうということで、2022年の大型連休は北國街道に沿って長浜から金沢へ行ってきました。流行は追ってはいけません。先を読むことが大切です。

 まず、信長の長浜城、北國街道の宿場町として栄えた長浜。何年か前の夏に登った伊吹山の麓の街でもあります。あのときは、麓の暑さから逃げるように登り、山頂の涼しさに感激していましたが、初夏を迎えたばかりの今は、日差しはきつめでも凌ぎやすい気候です。
 洋風建築の開智学校、綺麗に整備された街道筋の街並み、その中にもみじの行灯が置かれた店先。焼鯖素麺のお店「翼果楼」(よかろう)、駄洒落な店名をよい意味で裏切った風格あるお店でした。若狭湾から北國街道を通って運ばれて来た鯖が甘辛く煮込まれ、その味が沁みとおった素麺は、ちょっと味が濃い目でしたが、美味でした。








 道が格子状になった街には、ガラス工房、骨董品のお店からフィギュアのショップなんかもあってバラエティーに富んでいます。長浜繋がりを意識したのか、福岡の「長浜ラーメン」のお店もありました。

 翌日は金沢。


最初に向かったのが妙立寺、隠し階段、隠し部屋、落とし穴などが仕組まれており忍者寺と呼ばれるお寺です。忍者寺とは呼ばれていますが忍者とは無関係で、外様大名で百万石を誇る加賀藩が目を付けられていた江戸幕府から守るための出城の役割を持っていたためにこういう造りになったとのことです。





そんな建物なので、人が自由に出入りしたら出てこれなくなってしまうので、ガイドさんが就いて案内してくれます。
続いて行った前田利家公とその正室まつを祀った尾山神社。金沢には何度か来ているのに尾山神社は初めてで、和漢洋の様式で建てられた門は細かい彫刻が施され、繊細さも兼ね備えていました。





拝殿


お松の方像(岩に彫刻されています)


神苑





蓮に蛙


 尾山神社の後方は金沢城




 そして敦賀。日本海の入り江の奥まったところに開けた敦賀は古くから外国航路の港町として栄えてきました。


 松本零士さん所縁の街でもあるそうです。




 気比神社


松尾芭蕉像


 雪国らしい長~いアーケード。


 港は湖のように穏やかでした。










 駆け足気味に巡った北國街道でしたが、どの街も個性があって楽しい旅でした。





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