今朝目が醒めたら、頭の中に靄がかかって、
珈琲を飲んだら霞に変わり、
椅子に座ったら、シャキッとした!
今日は何もしない!
出掛けよう!
徹夜の連続が、そうさせた。
どこでもいいのだが、行く場所が決まらない。
人のいないところ、静かなところ、楽に歩けるところ、
時間が余ったら、寄り道の出来るところ・・・。
都合の良いことばかり、
そんな場所、ようやく決めた。
奥多摩湖。
水深142メートル。東京の渇水時の水瓶、人造湖。
小河内ダムができる前の村を書いた石川達三の「日陰の村」
ダムの稜線の向こうは「大菩薩峠」、中里介山の得意とした、風景。
先日投稿した、「モスラ」の映画にも奥多摩湖が登場する。
今日は、何も考えたくなかった。
ただ、ただ、ぼんやり、気ままに歩くだけでよかったが、
やはり、何か考えている。
往生際が悪い!
もう何日も続いている。
「その悪い往生際」が「なまくら往生際」が、
帰りの車の中で、き・え・た。一瞬にして。
訪問くださっているのに、非礼な振る舞い、なにとぞ、なにとぞご容赦くださいますよう!