春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

咲き分けの散り椿・星谷寺。座間市。

2021-08-09 21:04:06 | 坂東札所

神奈川県座間市、古墳時代の遺跡が、
多く見られ、文化の開けた地。
清泉豊かにして、星影が池の水中に映じて、
暗夜も白昼のようだ・・古代人は、
この地を星谷と呼んだ。
池水の神秘に寄せる素朴な伝承。

👇咲き分けの散り椿、
なんと美しい言葉。
花弁丸ごと散らない椿の花弁、一枚一枚散り、
赤に白、桃色の花が咲く咲き分け・・・


訪ねた時期は、遅かったか、早かったのか・・・。
見たことのない椿に、胸が早鐘になる。

坂東札所8番、妙法山・星谷寺 しょうこくじ







👇勧進鋳造された梵鐘、
相州星谷寺、大檀那源朝臣信綱、大工源吉国とあって、
・・・源朝臣信綱・・主君、源実朝の姓
東日本で二番目に古い梵鐘・・・、
撞木で鐘を着く、撞座が一カ所しかないのは、
鎌倉時代の特徴と言われ、

保存されてた、この寺の繁栄が偲ばれる。






丹沢山系、大山講巡りは江戸から18里、
江戸人は、観音様の加護で、旅ができると、
思って出かけた人の数は、20万人。
戦前の農村が、戦中は軍事施設のまちに、
戦後は米軍キャンプ地にされて、
星谷寺は、座間市の代表する寺といえ、
ひっそりと、歴史を刻んだまま・・。
































コメント (2)
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