春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

アハハァ~眼を隠して、観音堂。秩父。

2021-06-07 21:23:49 | 秩父34札所

昨日、雨模様で札所巡りの人はいないだろぅ~、と、
初めての札所巡り経験、甘かった。
ぽつぽつ雨粒に濡らすまいと、
小袋に納札や御朱印帳を守って・・・。
デザイン鮮やかな輪袈裟をかけて・・。
いるいる夫婦があちらから、こちらから。
語り合いながら・・
秩父の巡礼は御開帳がなくても、いっぱい。

江戸の頃の開帳には1日300人も訪れ、
案内の駄賃もきちんと決められ、
決して、雲助みたいなぼったくりは無かったといいます。
私は車で巡って、昔は籠に乗れば、
350文から400文、約6kmの駄賃。
1文25円にして1万円。
投宿先の民家への謝礼など、
雨が降れば2文の渡しが約3倍になり、
やはり、江戸から近距離、信仰と物見遊山、
案内書や道中記を見て、当時の巡礼には金がかかる。
それでも、明治の廃仏毀釈のあたりまでは、
観光を兼ねて、自然に触れ・・・。

👇荒川沿いに札所21番、観音寺(矢之堂)
秩父の主要幹線72号は、車の数が多く、
農道から登って観音堂を前に、
しばらくは、渡り切れない。
























👇四角いあぶちゃんに頭巾、
なんつったって、舞い上がる道路の埃が、
眼にはいらないようにか頭巾、目隠し状態!
おかしさが込み上げた。


観音堂の周りには、歴史を見る何もなく、
大正時代、小学校の火災の類焼で、
ここの堂宇の記録もないのだそうです。






👇明治時代の役者、
地元の中村十九十郎さんの墓標が・・・。



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2 コメント

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Unknown (とよ)
2021-06-08 18:13:41
サッチーさん、こんばんは。

四方山に囲まれた、昔は秩父谷と呼ばれた村。
江戸からの参拝者に、地元の人たちは、
心からのもてなしをしたといいます。

雨の日、雪の日、信仰が秩父を創ったものでしょうね。

それが今でも根付いていて、敬服に背が伸びます。
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巡礼 (サッチー)
2021-06-08 09:15:06
巡礼は雨が降っても気にしない。
巡礼はお金がかかっても気にしない。
人びとの信仰の厚さを感じる札所。
秩父という町は本当に賑わっていたのですね。
一心に祈る人々の足跡が良く分かります。(*^^*)
返信する

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