toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「奈落の偶像」 麻見和史

2019年01月19日 | 読書日記
警視庁捜査一課十一係シリーズ9弾。
と言っても読むのは第3弾の「水晶の鼓動」に次いで2作目。

最後まで楽しめるけれど、犯人の行動が途中で入って来るのこともあり、割と早く犯人が分かってしまう。
それは別に構わないのだけど、捕まった後に犯人が一気に全ての謎解きをする構成がイマイチですね。
それと事件を起こしている途中で共犯者が現れるって言うのはどうなの?
もし彼が現れなければ、犯行が成功していなかったんじゃないの??
あと、ICレコーダ事件を起こした理由がもう一つ理解できない。
捜査の重要な手掛かりとなってスト-リ上必要だったのかもしれないけど、逆に犯人にしてはそのリスクを冒してまでする意味が読んでいて伝わってこない。

と勝手なことを書いてきたけど、面白かったです。





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コメント
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