読み始めてすぐ幸田真音の「大暴落ガラ」を連想したけれど、物語はすぐに違う方向に進む。
「日本沈没」の世界版と言った話。
南極がメルトダウンして大津波が来るというとき、主人公が避難先に選んだところが我が家のあたりと言うことで、ここに住んでいる限りは大丈夫(笑)。
とにかく読者に対して状況設定や詳細内容などをセリフで説明するので会話が不自然。
専門家たちが会食する場面とか、企業のトップとその腹心の会話がありえない内容。
そんな事、その人だったら当然知ってなきゃ変・・と言うような事ばかりしゃべっていて違和感だらけ。
冒頭は背景の説明が必要だから、この手法でも仕方ないところも有るけれど、最後まで説明会話が出てくる。
あと、聖書の言葉だか何だか分からないカタカナ言葉が何の説明も無くやたらに登場するのには困った。
終わりに近い16項あたりは物語と無関係に、主人個の考えとして著者の思想がひたすら書かれれていてかなり煩わしい。
それにしても、この中途半端なラストは何なの??
著者の思いを物語の形で吐き出しただけ??
産学社
「日本沈没」の世界版と言った話。
南極がメルトダウンして大津波が来るというとき、主人公が避難先に選んだところが我が家のあたりと言うことで、ここに住んでいる限りは大丈夫(笑)。
とにかく読者に対して状況設定や詳細内容などをセリフで説明するので会話が不自然。
専門家たちが会食する場面とか、企業のトップとその腹心の会話がありえない内容。
そんな事、その人だったら当然知ってなきゃ変・・と言うような事ばかりしゃべっていて違和感だらけ。
冒頭は背景の説明が必要だから、この手法でも仕方ないところも有るけれど、最後まで説明会話が出てくる。
あと、聖書の言葉だか何だか分からないカタカナ言葉が何の説明も無くやたらに登場するのには困った。
終わりに近い16項あたりは物語と無関係に、主人個の考えとして著者の思想がひたすら書かれれていてかなり煩わしい。
それにしても、この中途半端なラストは何なの??
著者の思いを物語の形で吐き出しただけ??
産学社