toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「わかれ縁」 西條奈加

2021年09月02日 | 読書日記
今でいうと「別れさせ屋」かな。
主に離婚したいと思っているけど旦那が三行半を書いてくれなくて困っている女性のための公事宿を舞台にした物語。
連作短編集の形をとりながら全体で一つの大きな物語になっている。
いかにも西條奈加らしい人情噺。

背景にしても登場人物にしても設定が良くできていて、シリーズ化しても良いと思うけれど、続編は出てるのかな?





文藝春秋
コメント
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