toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「千年鬼」 西條奈加

2021年12月05日 | 読書日記
連作短編集。
作品の最後に後日譚のようなおまけが付いているものも有るが、それがちょっと意味不明だったりする。
読み進めていくと段々分かるようになるけれど、どうせなら時間順に並べてもらえると分かり易くてうれしい。
(最後の一篇はちょっと構成が異なる)

各物語は、それぞれタイプの違った話だけど、どれもちょっと悲しいけれど幸せな最後と言った感じ。
そして、最後の物語は大きな感動で終了する。

ちなみに、時間順に並べ替えると多分次の通り。(一部前後するかも・・・)

「小鬼と民」「千年の罪」「鬼姫さま」「隻腕の鬼」「三粒の豆」「忘れの呪文」「最後の鬼の芽」。

読み返すことが有ったら、上記の順番で読むことにしよう。





徳間書店
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