元素についての基本的な説明から始まって、ニホニウムの合成(発見?)からその意義など、非常に分かり易く書かれている。
第2章までの内容は、工学部の卒業生としては流石にほとんど知ってることだけど、始めた聞いたり忘れてたりしたことも多くて勉強になった。
第3章は元素を人工的に作る内容だけど、〇番目の元素を作ろうとしてつくるわけだからそれを「発見」と言うのはちょっと違和感がある。
学会ではそう言ってるのだろうか・・・?
第4章まではそれ以降の話を理解するための予備知識や歴史的背景など説明になっている。
基本的に高校までに学習する内容プラスアルファを分かり易く解説しているので、中高生でも容易に理解できると思う。
第6章からいよいよ本書の核心であるニホニウム合成プロジェクトの物語。
ここからノンフィクションの物語として俄然面白くなっていくが、内容も難しくなって一部理解が追い付かないところも出てくる。
高校までに物理化学を採っていない人にはちょっと苦しいかもしれないけれど、全てを理解しなくてもプロジェクトの成功物語として十分楽しめる。
東京化学同人
第2章までの内容は、工学部の卒業生としては流石にほとんど知ってることだけど、始めた聞いたり忘れてたりしたことも多くて勉強になった。
第3章は元素を人工的に作る内容だけど、〇番目の元素を作ろうとしてつくるわけだからそれを「発見」と言うのはちょっと違和感がある。
学会ではそう言ってるのだろうか・・・?
第4章まではそれ以降の話を理解するための予備知識や歴史的背景など説明になっている。
基本的に高校までに学習する内容プラスアルファを分かり易く解説しているので、中高生でも容易に理解できると思う。
第6章からいよいよ本書の核心であるニホニウム合成プロジェクトの物語。
ここからノンフィクションの物語として俄然面白くなっていくが、内容も難しくなって一部理解が追い付かないところも出てくる。
高校までに物理化学を採っていない人にはちょっと苦しいかもしれないけれど、全てを理解しなくてもプロジェクトの成功物語として十分楽しめる。
東京化学同人