学校からアベノマスクと称されているガーゼを何回か折りたたんで作ったような安作りの給食マスクが児童のために配付されました。先生の立場からすれば、国からの要請に応じて配付されたのでしょう。そういった事情は分かります。
一方で、その先生たちは、誰一人旧世代のアベノマスクのようなガーゼマスクをしている人はいません。プリーツの付いたサージカルマスクをしています。その理由は、アベノマスクではコロナウイルスに対する防御ができないことが分かっているし、カビがあったり虫の混入が多数報告されているからです。
にも関わらず、子どもたちに不衛生なアベノマスクを付けさせるために配付するというのはどういうことを意味しているのかと思います。教師たちは、誰一人不衛生なアベノマスクを付けないで、反対できない弱い立場の子どもたちに不衛生なアベノカビマスクを付けさせるために配付する、こういうのを人でなしというのではないでしょうか。
一番の人でなしは不衛生なアベノカビマスクを送りつけている責任者であることを間違いありませんが、その配付に協力している人たちには責任がないと言い切れるのでしょうか。もはや大人でガーゼマスクがコロナの防御に有効であると理解している人は皆無であると思われますし、多分、ご自分のお子さん方にもそう説明しているのではないでしょうか。
450億円もの税金を使って一部ペーパーカンパニーを通し、政治家が極めて怪しいことをしていると思われるような汚いアベノカビマスク配付など、全くの無駄であるばかりか、汚いアベノカビマスク配付に付き合わされている人たちもまた自らの人間性を失い、人でなしに成り下がるようなことをしているのではないかと思います。百害あって一利なしとはこのようなことです。
450億円をリベート目当てではなく、このコロナの状況で困っている人たちのために純粋に使うなどという考えもなければ、困っている人たちを助けるにはどうすれば良いのかという想像力さえないというのがこの国の上級国民とらやの考えではないかと思います。全て自分たちには甘く、人を轢き殺しても逮捕もされない、頭の中はいつも「今だけ、カネだけ、自分だけ」の人でなしなのです。
私は、およそ先生と呼ばれるような方々から、「自分より弱い立場の人たちにも、自分がして欲しいと思うことをしなさい」、それが人であると教えられて来ました。今の状況は、人でなしが大手を振って歩いているようなものです。「自分より弱い立場の人たちにも、自分がして欲しいと思うことをしなさい」という理念を持った政治家が現れて欲しいものだと思います。
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