あかねの独り言 パート2

武蔵野を散策して出会った生き物や
四季折々の花達の記録です

蝉の産卵

2014-08-25 17:14:43 | 日記


池の浅くなった所で
鋭い目をして餌を探しているゴイサギ
真剣な眼差しです



蝉が産卵していると案内していただいた



長い時間じっと同じ姿勢をしている



私は単純に土に産卵管を刺して卵を産みつけると
思って居たがそんな単純なものではない事が分かった
まず産卵場所には枯れた木を選ぶ
枯木や樹皮の裏などに産卵管を刺して小さな穴を作り
その中に卵を産みつける
卵はそのまま越冬して翌年の梅雨に孵化する
孵化した卵はそのまま地面に落ち幼虫は土の中にもぐりこみ
長い時間を過ごす
生きた木は傷付いた場所は修復するので
折角母蝉が開けた穴を塞いでしまうのです
幼虫はふさがれたところを開けて出てくることは
出来ませんから・・・!
だから枯木を選ぶのですね!
雨で湿って柔らかくなったころに孵化するように
成っているのですね!!
身近に居る昆虫ですが知らないことだらけです
少しずつ角度を変えて撮って見ました
蝉がいた枝は枯れていたのだろうか?
画像で見る限りは生きている木に見えるが・・・?



長い年月を土の中で過ごした蝉は
土の中から穴を開けて出てくるのですが
子供の頃に丁度幼虫が土の中から出てくるところを
兄と共に見たことを思い出しました
当然兄は幼虫を持って帰り
鳥篭に入れて羽化するところを観察しました
私もものめずらしさと好奇心から真剣に
見ていました
忘れていた遠い記憶です



ナナフシモドキはよく見かけますが
これはトビナナフシですね!!
葉と同化しているように見える