あかねの独り言 パート2

武蔵野を散策して出会った生き物や
四季折々の花達の記録です

冬虫夏草

2014-08-26 17:09:25 | 日記


湿った土から白い物体が見える
ちょっと土を掘ったようです(私が掘ったわけではありません)



周囲を見るとあちこちに同じようなものが見えます



冬虫夏草
蝉や蜘蛛などに寄生したキノコです



ちょっと調べてみると・・・
蝉等の幼虫が土にもぐり大きく成長していく過程で
冬虫夏草菌がつくと菌はまず昆虫の体内に侵入し
昆虫の栄養分を吸収しどんどん成長して行きます
昆虫が危険を感じたときはすでに遅いと言うわけです
そして長い冬の間菌は昆虫の中で成長を続けます
昆虫の形は残っていますが中身はすでに菌になっていて
これが冬虫なのだそうです
やがて夏には菌になった虫は発芽し地表に出てきます
時間が経つと細長い根棒状になり
これが夏草となります
正当な漢方薬として扱われるのは中国やチベット
ネパールなどの標高4000メートルの高山帯に分布している
コウモリ蛾科の幼虫に寄生したものだけだそうです
不老長寿の妙薬なんですね!!
撮影できたのは爪が見えるところから蝉だとおもいます



レンゲショウマを見に行った時に撮影した
ミヤマクワガタですが
ちょっと大きすぎました!
ミヤマクワガタでいいのでしょうか?



イチモンジセセリだけはあちこちで姿を見るようになってきました
目が可愛いので寄って見ました
本当はもう少し大きく撮影したかったのです
イチモンジセセリの目には睫毛があると云う
記述を見つけたので確認したかったのですが
この画像では分かりませんでした