新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

リニア・鉄道館6

2011-09-08 19:19:10 | 鉄道

お次は輸入電機を2台。最初はED112です。ED11形は1923年のアメリカ・ゼネラルエレクトリック製で、2両が輸入され横須賀線・伊東線で使用されました。当機はその後1976年まで浜松工場にて入換用で使用され、廃車後は同工場にて保存されていました。ちなみに相棒の1号機は西武鉄道に譲渡されE61となり、現在は横瀬車両管理所で保存されています。


こちらはED182です。イギリス・イングリッシュエレクトリック製です。ED18形は大宮・鉄道博物館に保存されているED17形の軸重軽減改造機で、台車に軸重軽減用の小型車輪がついています。飯田線でつかわれ、車体の通風機から「クロコダイル」とも、また製造工場から「ディッカー」とも呼ばれ親しまれました。当機は飯田線で活躍後、先述のED11形に変わり浜松工場で入換機になりその後廃車されましたが、1992年に車籍復帰し、古巣飯田線でトロッコファミリー号を2005年まで牽引していました。
両機をつぶさにみていると、アメリカとイギリスの違いみたいなものを感じることができます。