2013年3月のダイヤ改正で上越新幹線にE2系が投入され、東北・上越新幹線開業より活躍してきた200系新幹線電車が引退します。
0系新幹線の流れをくむ200系新幹線ですが、0系より鼻が長くなっています。また豪雪地帯を走ることから耐寒・耐雪は万全でボディマウント構造の車体に機器が覆われ、雪に対する対策が徹底的にとられています。製造が100系と前後していたので、100系新幹線で採用されたとんがりノーズを持った先頭車や、2階建て車両も登場しました。また一部の編成が275km/hに対応し、上越新幹線の高崎→浦佐間で275km/h運転を行ったり、長野冬季五輪対応で急勾配対策をとった編成も登場、さらには山形新幹線車両併結改造を施した車両も現れるなど、時代に合わせた改造も行われました。最終的に残った編成はリニューアルされた編成ですが、K47編成は登場当初の緑色に塗られています。
新幹線を象徴するあの形を持った車両が引退するのは残念ですが、最後まで無事に走ってほしいと思います。