2015年春に開業予定の北陸新幹線の愛称名がこのほど決定いたしました。
東京ー金沢間速達タイプ
「かがやき」
東京ー金沢間停車タイプ
「はくたか」
富山ー金沢間運転列車
「つるぎ」
東京ー長野間列車
「あさま」
＊東京ー長野間列車は現行の長野新幹線と同じ名称です。
今回北陸新幹線に採用された愛称は、いずれも北陸になじみのある愛称です。
「かがやき」は、JR初期に長岡ー金沢間を走り、上越新幹線に連絡する特急列車に使われていました。485系を改造した編成が使われ、その大胆な塗装や車内サービスも注目されました。ちなみに金沢ー米原間を走り東海道新幹線に連絡する特急列車も同時に設定され、こちらは「きらめき」の愛称がついていました。
「はくたか」は、現在越後湯沢ー金沢間で北越急行線経由の特急列車として走っています。もとは上野ー金沢間に上越線経由で走っていた特急列車の愛称でした。
「つるぎ」は、大阪ー新潟間で走っていた寝台特急で、寝台特急「日本海」や寝台急行「きたぐに」とともに日本海縦貫線を走っていましたが、寝台特急にしては短距離だったので地味な存在でした。
「はくたか」は予想していましたが、「かがやき」が使われるとは思っていませんでした。そして「つるぎ」。かつて寝台特急に使われていた愛称が新幹線に復活するケースが最近多いですね。