楽しいときはあっという間に過ぎてしまい、もう帰る日になってしまいました。いやまだ家には帰らないんですけどね。
ホテルをチェックアウトしてレンタカーを返すまでに札幌市内を走ります。そして行き着いた先は、
のーんびりと羊が草を食んでいます。
そう、ここは羊ヶ丘展望台。札幌市内にありながら北海道らしい雄大な景色を眺めることが出来ます。目の前には北海道日本ハムファイターズの本拠地、札幌ドームが見えます。そして、羊ヶ丘展望台と言えば、
このかた。クラーク先生です。「ボーイズ、ビー、アンビシャス(少年よ大志を抱け)」の言葉で有名なお方ですが、じつは来日していたのはわずか1年って知ってました?しかし、北海道大学の礎を築いたのは確かなようで、北海道の人々の心に残っているようです。
この羊ヶ丘展望台では北海道に来たときには必ず食べる揚げイモといももちを食べました。揚げイモはジャガイモに衣をつけてあげただけのものですが、ほくほくして美味しいのでいつの間に私の中で北海道マストアイテムと化した食べ物です。いももちはジャガイモをすりつぶして焼いたものでモチモチ感がたまりません。北海道の味覚を堪能してから市内へ戻り、レンタカーを返しました。
美瑛を後にして目指すは旭山動物園。ナビの指示どおり国道452号線から道道68号線へ走ります。途中JR富良野線西聖和駅の板張りホームを見たり、旭川空港の進入灯の下を通ったりします。ふと見るとゆかりんは爆睡してました。まあ前後をトラックに挟まれて走っているので、緊張感を持続させながら走るのでいいのですが…。
およそ40分ぐらいのドライブで旭山動物園に到着。手近な民間駐車場に車を止めて、旭山動物園へ。正門についたところで今度はゆかりんが必死のパッチでお手洗いへと駆け込みました。そういえば美瑛の丘以来お手洗いにいってなかったなあ…とおもいながら、ふたり分の入園券を買いました。すっきりしたところで入園します。
お昼を食べていなかったので、動物園の中の食堂でお昼にします。ゆかりんは旭川ラーメン。自分は旭川しょうゆ焼きそばにしてみました。いわゆるB級グルメというやつで、醤油味の焼きそばですが、必ず一品は地元産のものを入れなければならないなどいろいろ決まりがあるようです。味は醤油味ということであっさりしていました。餃子とともに美味しくいただきました。
旭山動物園は行動展示を主としている動物園で、動物の本来の姿を見せる工夫をして全国にその名を轟かせ、今や上野動物園をも凌ぐ入園者を誇っています。
ペンギン舎ではペンギンの泳ぐ姿を水中から見ることが出来るようになっています。暑い中ペンギンが泳ぐ姿が見えると歓声が上がっていました。
こちらはテレビ等で有名になったアザラシ舎。アザラシの泳ぐ姿やスピードを観察できるほか、筒状の通路を通過するアザラシを観察することが出来ます。ここも大人気でアザラシが姿を見せるたびに歓声が上がっていました。ただ周りが暗いので写真を撮るのは難しく、飛行機撮影で鍛えた流し撮りでなんとか撮影することが出来ました。
歩いているときの上にレッサーパンダが。あちこちでレッサパンダを見てきましたが、このように普通に木の上にいる姿を見るのは珍しいです。カメラ目線を頂きました。
こちらはオオカミ。オオカミも間近で観察することが出来ます。
こちらはチンパンジー。寝転がっている姿は「あー暑くてだりいなー」っていっているようでなんだか笑えます。
そしてこちらはカピバラさん。微動だにせずじーっとしていました。
旭山動物園を堪能し、甥っ子のお土産にホッキョクグマのぬいぐるみを買って、札幌へ戻ります。動物園を出たところに郵便局があったので思わず寄り道してしまいました。旭川北ICから道央自動車道に乗り、途中砂川SAと野幌PAで休憩をして札幌市内へ。苗穂付近で渋滞につかまりましたが、18時過ぎにはホテルに帰着することが出来ました。さすがに10時間近く運転するのは結構疲れました。夕ご飯はパスタを食べて早めに寝てしまいました。