新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

島根ご縁旅~1

2015-01-11 20:58:49 | 旅行


再就職が決まりのんびり旅もできる時間もないだろうと思い、1月6日の寝台特急サンライズ出雲号を予約して、島根県へと旅に出ました。東京駅を22時に出発。B寝台のシングルにくつろぎ、夜の東海道線を下ります。23時23着の熱海までは夜の景色を眺めていますが、眠たくなってきたので丹那トンネルに列車が入ったのを潮に横になって寝ます。気がつくと寝てしまっていました。
翌1月7日早朝、目を開けてカーテンを開けると列車は神戸の街に差し掛かっていました。まだ岡山まで時間があるのでもうひと眠り。姫路を発車すると岡山まで止まらないはずですが、列車は減速してやがて止まってしまいました。iPhoneで場所を確認すると三石駅に停車している様子。しばらくすると車掌からおはよう放送と運転見合わせのお知らせ。どうやら貨物列車と鹿が接触し、安全を確認しているらしいです。20分ほど停車して動き出しますが、このあと岡山は朝の通勤時間帯に差し掛かります。岡山が近づくにつれどんどん列車は遅れ、岡山に30分ほど遅れて6時50分ごろ到着。このあと高松行きのサンライズ瀬戸と切り離して運転するのですが、伯備線内のダイヤの関係で7時5分発の特急やくも1号の後に走る様子。車掌さんもやってきてお急ぎならやくも号に乗り換えを、と言われますが、急ぐ旅でもないのでそのままサンライズ出雲号に乗車。7時15分頃に岡山駅を発車。岡山を出てから昨夜東京駅で買っておいたおにぎりで朝ごはん。

伯備線の景色を見ながら朝食をとってから列車の揺れに身を任せて横になっていると、窓を水滴が叩くようになってきました。起き上がって窓の外を見てみるとなんと雪景色。しかも雪が降っているようです。窓にも雪が当たりバラバラと音を立てていました。先行きが不安になりますが、伯備線を通り抜けて米子に停車すると、雪は止んでいました。

伯備線内での行き違いなどもあり、終点出雲市駅には1時間7分遅れの11時5分に到着しました。降り立った乗客も数える程度と寂しいもの。さしもの出雲大社効果も年初の平日とあってはかたなしです。もっとも岡山でやくも号に乗り換えた人もいるので、残っていたのは物好きといったところでしょうか。

出雲市駅に降り立ってとりあえずコインロッカーに荷物を預けて、一畑電車で出雲大社へ行くのですが、時間があったので町歩きをします。歩いているうちに雪ともあられともつかないものが降ったり止んだり。早々に切り上げて電鉄出雲市駅へ向かいます。