新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

381系

2015-10-28 19:35:27 | 鉄道

寺田町から天王寺へ出て、お昼を食べてさてどうしようと考えると、10月末で関西から引退する381系を撮りに行こうと思いつきました。天王寺から地下鉄御堂筋線に乗って新大阪へ向かいます。特急「くろしお」の発車する11・12番線ホームに降りると、いい塩梅に特急「こうのとり」もやってくるようです。しかし、宝塚線運転見合わせの情報が流れ不安もあります。

しかし「こうのとり」は381系で定刻にやってきました。ヘッドマークは到着後すぐに回送に変えられてしまいました。381系にはあまり馴染みがありませんが、国鉄特急色を纏う最後の定期特急列車です。

しばらく国鉄特急型電車のクリームと赤のツートンカラーを眺めます。宝塚線運転見合わせの影響で京都線もダイヤ乱れが出ており、回送電車も遅れて発車して行きました。上下のはるか号が発車して行った後にくろしお号がやってきます。

くろしお号は色が変わっていますが、381系電車。そしてこのくろしお号はヘッドマークは国鉄時代のイラスト入りヘッドマークを残す数少ない特急電車です。国鉄時代のイラストヘッドマークを残す定期特急はいまや「くろしお」のほか、岡山~出雲市を結ぶ「やくも」号と東京~伊豆急下田・修善寺間の「踊り子」号のみになりました。

反対側の先頭車はパノラマ型グリーン車となっており、南紀の景色を楽しむことができます。

そして現在の381系編成の4号車にはパンダのイラストが入っています。

そして、新大阪寄りの4席は記念撮影用のパンダシートになっています。このパンダシートを夜の回送電車で見ると非常に怖いです。

10分間の折り返し停車の間に色々と写真を撮り観察をしました。思えば大阪に通うようになってから一番馴染みのある381系がくろしお号でした。
くろしお号もこうのとり号も10/30で381系での運転を終了し、10/31から北陸特急の683系から転用改造された289系電車に置き換えられます。