新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

ロマンスカーあさぎり号

2018-03-08 19:22:03 | 鉄道


3/17日の小田急線、JRグループダイヤ改正で小田急新宿とJR御殿場駅を結ぶ特急ロマンスカー「あさぎり」号の愛称が「ふじさん」号に変わります。1968年の御殿場線電化の際に3000形SSEで運転を開始した際に特別準急「あさぎり」号と名付けられて以来、連絡急行、特急と格が上げられてきました。その間には3000形SSE、20000形RSE/371系、60000形MSEと車両も変わっていきました。そして50年間親しまれてきた愛称が終焉を迎えます。そのあさぎり号お名残乗車を3/4にしてきました。

1050発のあさぎり3号の発車時刻よりも1時間ほど新宿駅に早く着いてしまったので、ロマンスカーカフェでしばしコーヒータイム。ちょうど7000形LSEによる湯本特急が折り返し整備を行なっているところでした。


この7000形LSEは3/17から活躍を開始する70000形GSEに置き換えられる予定ですが、改正後のロマンスカー時刻表では車形案内に残っているので、まだしばらくは活躍するようです。この日も撮り鉄が頻繁に目の前をうろちょろして撮影に励んでいました。中には熱心に撮影をしている鉄子さんの姿も。そんな光景を見ながらコーヒーを味わい、折り返しの電車が到着したのを見計らってロマンスカーカフェを出ます。


あさぎり号は60000形MSEの6両編成で運転されます。愛称表示や、

側面の行き先表示に「あさぎり」が表示されるのもあとわずかなので、撮り鉄くんたちが熱心に撮影をしていました。

指定されたのは先頭1号車の3A席。MSEは展望席ではないですが、運転席後ろから景色を見ることができるようになっているので1番ABCD席は展望席になっています。ABには子供連れ、CDには乗り鉄が座っていました。1050に新宿を発車。新宿からの小田急線はしょっちゅう乗っているので、持ってきた本を読んで過ごします。乗車前日に代々木上原ー梅ヶ丘間で複々線化が完成したので、その区間は車窓を眺めます。もっとも下北沢駅を中心にして地下線なのですが。
秦野から運転士さんの研修なのか運転台に5人ぐらい乗ってきました。新松田駅手前の小田急とJRとの連絡線の線見かと思われますが、連絡線を通る所を撮りたい鉄が文句を言ったり舌打ちをしたりしていました。こういうところが嫌われる原因なのですが…。

松田で小田急からJR東海の乗務員に交代し、JR御殿場線に入ると富士山が見えてきます。といってもすぐに箱根外輪山に隠れてしまうのですが、

駿河小山を発車する頃には再び富士山が車窓に見え始め、足柄を通過するとその雄姿を車窓に見せてくれます。その姿を窓枠に入れて撮ってみました。

富士山の見える御殿場駅に1226に到着。

国鉄フォントを継承しているJR東海の駅名標の後ろに小田急ロマンスカー。毎日の光景ですが、なんだか新鮮に映ります。30分後の三島ゆきに乗ることにして駅前をぶらぶら。

御殿場市の御当地マンホールです。富士山の裾野の街であるのと、かつて御殿場線の山越え用に補機の機関区があり、そこで活躍していたD52型蒸気機関車が描かれています。
1256発の三島ゆきに乗って沼津へ。沼津駅前で遅めの昼食をとり三島へ。さらに東海道線の電車に乗ってICカード乗車券の境界駅である、

函南駅で下車。TOICAエリアはこの函南駅までで、函南駅と熱海駅の間にはTOICAとSuicaの越えられない大きな壁が存在しています。駅自体はなんてことのない田舎の駅なのですが。函南からは熱海・小田原と乗り継いで帰ろうかとも思いましたが、青春18きっぷシーズンに入っていて電車も混んでいるので面倒になり、折り返し三島駅へ戻って三島駅から新幹線こだま号で帰りました。