早めのお昼ご飯を食べてしまい、まだ時間があるので道後温泉へ行くことにします。大街道電停から路面電車に乗って道後温泉へ。
10分ほどの乗車で道後温泉に到着。
路面電車の駅ですが立派な駅舎が建っています。スタバが入っているのはいまどきですね。
道後温泉駅の側線には坊っちゃん列車が留置されており、自由に見学できるようになっています。坊っちゃん列車は運行終了後にこの留置線に留め置かれて、夜にはライトアップされているそうです。今日はマラソンの影響で坊っちゃん列車も運休になっているので、こちらでお休み中らしいです。
道後温泉本館は1894年に神の湯本館が建立され、以後1924年に至るまで増築を繰り返して現在の形になっています。道後温泉本館は松山市営の共同温泉浴場です。国の重要文化財に指定されています。
こちらが写真などでよく見る正面。本来はこの正面に入り口があり、こちらから入るのですが、現在道後温泉本館は保存改修工事に入ったばかりで、入場は正面入り口からではなく、画面左手の方にある臨時の入り口から入るようになっています。3連休の中日ということもあり、観光客で賑わっていました。観光客は正面から写真を撮って終わり…ですが、私は写真を撮った後、ぐるっと一周して道後温泉本館の建物を観察しました。なかなか味のある建物でした。
道後温泉本館近くで見かけたマンホール。さすがは温泉地。温泉排水の下水マンホールでしょうね。
道後温泉商店街をぶらぶら歩いてから道後温泉駅へ。電車まで時間があったので、駅の奥にある留置線まで行って泊まっていた路面電車を撮影。この留置線は現在の線路になる以前の本線だったところで、その遺構は今でも街中に残っています。以前、ブラタモリ道後温泉編でタモリさんが歩いていました。
駅へ戻り、3号系統松山市駅行きがやって来たのでそれに乗ります。松山市から郊外電車に乗ってもいいかなと思っていたのですが、乗客が多く冬だというのに暑くなって来たので耐えきれなくなり、県庁前ですぐ後ろを走っている5号系統JR松山駅前行きに乗り換えます。この辺りは一日乗車券なので気兼ねなく乗降できます。JR松山駅前まで行かず、一つ手前の大手町駅前で下車。
大手町駅前では郊外電車の高浜線と路面電車が交差しており、線路の直交が見られる数少ない場所です。かつては福岡などにもありましたが、いまや郊外電車と路面電車の交差はここのみ。しばらく待って高浜線の電車が直交ポイントを通過する様を動画に収めました。