新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

しあわせランド四国〜16

2019-03-02 19:14:54 | 旅行


松山城の天守は大天守と小天守、それに2つの多聞櫓を備えた連立式天守で、構造的には世界遺産の姫路城と同じです。

本丸広場には咲き始めの梅の木があったので、梅の花をバックに天守を。同じ考えの人がいたのでしばらく待ちました。チケットはロープウェイと一緒に買ってあるので早速中に入ってみることにしましょう。

大天守を支える石垣は切りはぎ継ぎの石垣。綺麗に並んだ石が美しい景観を見せています。

大天守と小天守、多聞櫓に囲まれたスペースに入ると城主が入る玄関があります。ここからお殿様が出入りしていたのかと思うと。ちょっそ想像力を掻き立てられます。
一般民衆の我々は別の入り口から入場します。中は松山城と松山藩の歴史を展示してあり、その展示と建物の構造を興味深く観察します。この大天守は江戸末期に作られており、他の城とは違い天守のそれぞれの階層に天井が張られ、床の間のあるという珍しい構造をしています。そんな構造も見ながら、江戸時代からの天守の構造にありがちな急な階段を上り、大天守の最上段へ。

大天守の最上段からは松山市街が見渡すことができます。ここは城主気分で街並みを眺めることにします。
景色を眺めてから再び急な階段を下ります。どこの城でもそうですが、皆さんこの急な階段をおっかなびっくり上り下りしていますが、慣れているのでしょうか、私はスイスイと上り下りしてしまいます。なぜかは自分でもよくわかりませんが、城巡りで身についた思わぬ術でしょうか。

乾門を抜けると見上げるような石垣と天守群が目の当たりにできます。この景色もまた城巡りの醍醐味です。

ちょっと下ると乾門と乾櫓。そしてそれを載せている石垣の威圧感。しばし佇み、その景色を楽しみます。
景色を楽しんだ後は元来た道を戻って、ロープウェイ乗り場へと戻ることにします。入った時と違いだいぶ時間も頃合いになり観光客が集まって来ていました。ロープウェイに乗り下山すると、すでに松山市内はいつもの様相を取り戻しているようです。大街道電停に向かう前に愛媛県物産館でみかんちゅうちゅうゼリーとみかんジュース、それにみきゃんを買います。ゼリーとジュースは帰りの特急で味わうことにします。ここで時刻は11時過ぎ。急に空腹感を覚えたので大街道電停の先にあるマクドに寄ってお昼ご飯。松山へ来たのだから鯛めしとか食べろよ…と思うのですが、目についてしまったのだから仕方ありません。