新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

踊り子で下田へ〜3

2019-12-15 09:34:00 | 鉄道
伊豆急下田駅からほど近い新下田駅からロープウェイに乗り寝姿山へ向かいます。

このロープウェイは今年の8月にリニューアルされ、搬器はどこか見覚えのあるデザインに変わっています。

搬器の中は木製の床。木を乗り物の床材や内装材に使う人はあの方しかいません。そう、JR九州の電車をデザインされている水戸岡鋭治先生です。
伊豆急のアルファリゾート21を改造したクルーズトレインTHE ROYAL EXPRESSを水戸岡先生がデザインした縁で、その終点にある寝姿山ロープウェイと寝姿山駅のデザインもされ、今年の8月にリニューアルされました。

山頂の寝姿山駅にはカフェが新たに併設され、ななつ星in九州を思わせるような室内で飲食できるようになっています。カフェに入ってみたい気もしますが、麓でマクドを食べてしまったので、入る気にはなれませんでした。




ロープウェイ乗り場へ続く通路もリニューアルされており、水戸岡先生のデザインがあちらこちらに出ています。ロープウェイの乗り場というよりはどこかの美術館の通路といった感じです。まだリニューアルされてから日も浅いので、ベンチの木の香りが心地よいです。

寝姿山は下田湾を見下ろすような位置にあり、黒船もやってきた下田湾と港を一望できます。御用邸のある須崎や、水仙の群生地の爪木崎方面も見られます。お天気が良ければ伊豆諸島の島々も見られるようです。

遊歩道を歩いていると、池にニシキゴイが泳いでいましたが、ヒレが長い品種のようです。見たことないので思わず足を止めてしまいました。
遊歩道をぶらぶら歩き30分後のロープウェイでふもとへと戻ります。