新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

踊り子で下田へ〜4

2019-12-25 20:49:00 | 鉄道
寝姿山を下りてから下田の街をぶらーり。駅の観光案内所でもらった地図を片手にブラブラと歩きます。

なまこ壁の美しい建物です。なまこ壁の家と地図にありました。ブラタモリでもタモリさんが訪れています。かつては廻船問屋だったそうで、奥行きも大きく、立派な商家です。

そのブラタモリで、タモリさんが興味を示した住宅。壁面に当地で産出する伊豆石が使われていて、その模様がなんとも言えない味を出しています。こちらも商店の作りのようだったので、かつては商売をしていたのでしょう。

少し先へ歩くと、道がクランク状になった交差点に出ます。ここもブラタモリで紹介されていたポイントで、この道を境に江戸時代に街が拡張されたようです。番組で見たときとなんか違うなと思ったら、交差点の右角にあった建物がなくなって駐車場になっていました。

下田郵便局の前の道にはご当地マンホールのカラーバージョンが。やはり黒船がデザインされています。

ペリーさんも歩いたというペリーロード。川沿いに柳が植えられなんとも風情のある道です。前回下田市を訪れた際にも歩いており、その時にも印象が良かったので再度歩いてみました。

こちらにもなまこ壁の商家が建っています。こちらの通りではリノベーションされておしゃれなカフェなどになっていて活気があります。

ペリーロードを歩いてゆくと、日米和親条約の付属条約、下田条約の締結地となった了仙寺に出ます。この了仙寺は下田条約締結の地として史跡に指定されています。ペリーの来た頃と本堂は変わっておらず、当時の様子を偲ぶことができます。境内には宝物館をリニューアルしたMoBS黒船ミュージアムがあり、了仙寺所蔵の資料が展示されており、黒船と日本人とのかかわり、黒船の本当の姿が垣間見られるようになっています。教科書で習う黒船像とはちょっとちがう黒船と、それに応対した日本人を見ることができます。
了仙寺を後にして伊豆急下田駅へと戻りました。