新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

踊り子で下田へ〜6

2019-12-30 20:30:00 | 鉄道
列車は定刻に伊豆急下田駅を発車して、伊豆急行線を北上。トンネルばかりなので、とりあえずは山側でも海側でも関係ないといったところでしょうか。

早春には河津桜が花をつけて賑わう河津もこの時期は静かな感じです。

伊豆稲取ー片瀬白田駅間は伊豆急行線で一番海沿いを走る区間。列車は途中で停車して景色を見せてくれます。晴れていれば伊豆大島を筆頭に伊豆七島が見渡せるのですが、お天気もあまり良くなかったのでかすかに伊豆大島の姿が見える程度でした。


空いていた海側のボックスに移動して海岸の景色を撮影。

次第に暗くなってゆく車窓を眺めながら過ごします。伊豆高原駅に差し掛かる頃には大室山の姿も見えました。

山側でも景色を楽しむことができ、伊東に到着。ここで列車は10分以上停車し、先頭部では記念撮影サービスが行われていました。車両を撮ったりスイーツを売店に買いに行ったりして戻ると、なんと車内は満席となっており、隣にも人が座りました。どうやらゴルフ帰りの人が少しでも早く帰れるので指定券を買ってまで乗ってきたようです。次の熱海までなのでしばし我慢です。

最終コースは混雑とともに過ぎてゆきましたが、1654に熱海到着。次に乗るときにはびゅう旅行商品枠の1号車・3号車に乗りたいと思いました。

ホームの待合室のガラスに貼られた伊豆クレイルのロゴマークとともに列車を撮影。

熱海駅のLED式発車案内表示器は列車の形を出したりしてなかなかこだわりのある表示をしていますが、伊豆クレイル号はロゴを再現していました。小田原へ向けて発車してゆく列車を見送ってから夕ご飯を買いに改札を出ます。
 

踊り子で下田へ〜5

2019-12-30 19:42:25 | 鉄道
伊豆急下田駅に戻ってくると、駅前には黒船の模型が。帰りの列車まで時間があるので駅の裏手にあるドラッグストアへ寄り道します。

ちょうど駅構内の留置線の脇にあるので、留置されている251系と185系を。185系は7両編成のOM04編成。伊豆急下田で一晩を過ごして翌日の臨時踊り子号で戻るようです。251系も翌日のスーパービュー踊り子で東京へ戻るようです。引退間近となっている251系は塗装がツギハギだらけでかわいそうな感じになっていました。

リゾート21金目鯛号を見送ってからドラッグストアで買い物をして駅へ戻ります。

帰りの列車は伊豆急下田1520発の臨時快速伊豆クレイル2号小田原行き。熱海までの乗車になります。改札時刻まで車内で飲むものなどを買ったり、待合室で待ったりしてから乗車。


伊豆クレイル号はJR東日本の「乗って楽しい列車」のひとつで、小田原ー伊豆急下田間を土曜休日を中心に一往復しており、景色の良い場所(根府川付近、片瀬白田ー伊豆稲取間)では停車して景色を楽しめるようになっています。車両はかつてスーパーひたちで活躍していた651系の付属4両編成を改造しています。

1号車と3号車はびゅう旅行商品専用の車両で、伊豆急下田発の2号はスイーツを楽しみながら旅ができます。ちなみに1号はランチ付きとなっています。そして乗車した4号車は一般販売の座席車で、元車の651系普通車の座席を改装した席となっており、一部座席は4人ボックスシートに固定されています。

この4号車もグリーン車扱いですが、列車種別が快速列車なので、普通列車グリーン料金での発売になっています。海側の座席であれば伊豆海岸の景色を堪能できますが、残念ながら山側しか指定が取れませんでした。1520に伊豆急下田駅の駅員さんに見送られて発車します。