千葉県鴨川市のJR内房線江見駅は郵便局と駅が一体となっています。駅の中に郵便局と言うのは全国にいくつかありますが、この江見駅は郵便局の中に駅があると言った方がいいような駅になっています。
駅自体は単線区間の行き違いができる2面2線のローカル駅です。駅舎はかつては房総タイプの木造駅舎でしたが、昨年に建て替えられ、駅前にあった江見郵便局が移転して江見駅郵便局となっています。
そしてこの江見駅郵便局は全国初の駅業務を受託している郵便局で、郵便局の営業時間帯には普通乗車券や定期券の発売や無記名Suicaの発売なども行なっています。もちろん郵便局としての業務も行なっており、趣味者も多い日付入り風景印の取扱や貯金業務も行なっています。
駅舎の外にはかつて房総で新聞、郵便輸送を行なっていた郵便荷物電車クモユニ74を模した郵便ポストも置かれています。品川駅構内にも郵便荷物電車を模したポストがありますが、あちらの湘南色に対して、房総でお馴染みの横須賀色となっています。
駅舎の外にはかつて房総で新聞、郵便輸送を行なっていた郵便荷物電車クモユニ74を模した郵便ポストも置かれています。品川駅構内にも郵便荷物電車を模したポストがありますが、あちらの湘南色に対して、房総でお馴染みの横須賀色となっています。
土曜休日は当然のことながら窓口業務はお休みで、これまた房総ではお馴染みの乗車駅証明書発行機で証明書を発行して着駅精算となるほか、簡易Suica改札機にタッチして乗降するようになっています。