竜頭の滝バス停でバスを降りてから、竜頭ノ滝へと向かいます。奥日光の有名観光ポイントですが、訪れたのはなんと小学校の修学旅行以来ですから実に40年近い時が流れています。
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竜頭ノ滝といえばこちら。観瀑台から見た景色です。流れが二つに分かれたさまが龍の髭に見えるとか、流れの間の岩を龍の頭に見立てたとか、そのために竜頭ノ滝と呼ばれるそうです。
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この竜頭ノ滝、全長が210mあり、滝の脇を遊歩道というか階段が通っており、滝上まで行くことができます。折り返しのバスまで時間があるので、ちょうど見頃を迎えていたトウゴクミツバツツジを見ながら歩きます。滝の流れる音を聞き、水しぶきを見ながら歩くとなんだか心が癒されて行く感じです。
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この看板のあるところまでやって来たときに、約40年前の記憶が一気によみがえりました。この看板のあるところでクラスの集合写真だかを撮った記憶があります。変わらない景色の中に立つと時の流れの無情さを感じてしまいます。
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滝上まで行くと国道にかかる橋から竜頭ノ滝の姿を上から見ることができます。男体山の噴火による火砕流が戦場ヶ原からこの滝のあたりまでをおおいつくし、できたのがこの竜頭ノ滝。火砕流はこのあたりにあった山に阻まれ中禅寺湖まで到達せず、谷になっていたこの辺りを駆け下った火砕流が堆積してできたのが竜頭ノ滝だそうです。
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滝上まで行って戻り、観瀑台にある茶屋のテーブルの上を何気なく見ると、コーヒーカップに犬がはまっています。妙な可愛さに思わず写真を撮ってしまいました。
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そして振り返るとそこにも犬と猫が…。後ろには龍がいるので、なんだか訳のわからないことになっていますが、可愛い姿にちょっと癒されました。
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バス停に戻り、1041発のJR日光行きのバスに乗って中禅寺温泉バスターミナルへと向かいます。
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中禅寺湖畔を眺め、11時ごろに中禅寺温泉バスターミナルに到着。バスを降りてすぐそばの栃木県立日光自然博物館に併設されている奥日光ビジターセンターで日光市のマンホールカードをいただきます。そのあとはせっかく来たことですので、華厳滝へと向かいます。
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華厳滝は言わずと知れた日光の有名な観光地。中禅寺湖から流れ出る流れと男体山が作り上げた崖が落差95mの滝を生み出し、竜頭ノ滝、湯滝とともに奥日光三名爆となっています。また日本三代名爆にも数えられています。
エレベーターで観瀑台まで下って華厳滝を見ます。こちらも小学校以来ですが、あの時はおおっ、と思っていたはずですが、40年あまり後に再訪して見ると、あれ?こんな感じだったっけ?と思うくらいのものでした。それでも水しぶきが感じられるほどすごいことは確かです。
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華厳滝の見学はさっさと終えて中禅寺温泉バスターミナルへもどります。なんだか男体山の山頂に怪しい雲がかかってきています。中禅寺温泉バスターミナル1130発のJR日光駅ゆきに乗車。中禅寺温泉始発便なので余裕があり、最前列のいわゆるバスヲタ席に座り前面展望を楽しみます。座席がさらりと埋まる程度の乗客で発車。
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バスは下りの第一いろは坂を下ってゆきますが、第一いろは坂は当初からある坂で、カーブや勾配もかなりきつくなっています。そんな坂を運転手の巧みなハンドルさばきで下ってゆきます。運転手の横に座って見ていると外側のガードレールギリギリまでバスを誘導してカーブを曲がり、曲がり切ると次のカーブへ向けて車体を道路の端へと操ってゆくのは、毎日のようにいろは坂を上り下りしている路線バスの運転手ならではです。
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いろは坂を降り日光市街へと戻ってくると田母沢御用邸公園あたり渋滞が発生していました。どうやら神橋交差点を先頭にした渋滞のようです。その神橋では結婚式でしょうか着飾った老若男女と新郎新婦らしき集団が渡っていました。二荒山神社での神前結婚式のコースになっているのでしょう。
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東武日光駅には1215ごろに到着。バスを降りて山小屋のような駅舎に入り、荷物を回収して電車に乗ります。