新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

北の国から2024秋〜11

2024-10-21 20:14:44 | 旅行

網走で迎えた9/23の朝。5時半ごろにホテルを出て網走市街地へ網走川沿いを歩いていきます。途中で橋を渡り網走バスターミナルへ。


網走バスターミナル0615発の小清水ゆき路線バスに乗車。このところ網走に来ると必ず乗るバスになっています。浜小清水まで釧網本線に沿って走り、0615発のバスは網走駅を0639に発車する釧路行きよりも早く沿線各駅に到着できます。毎年同じバスに乗ると、同じバス停から乗ってくる人もいます。が、この日は網走市街地からいつも乗ってくる人がおらず、運転手さんもその人が乗ってくるバス停では停車しましたが、乗ってきませんでした。祝日だったのでお休みでしょうか。

途中からバスの乗客は私一人になり、バスは釧網本線沿いの国道を淡々と走ります。そして北浜駅バス停でバスを降ります。バスはお客さんがいない状態で小清水へ向かいました。小清水への回送便を営業しているようなバスなのでいつものことでしょう。

今年になって北浜駅に新たな駅名表示板が設置されたという情報を手に入れていたのでやってきたしだい。かつて配布されていた貝殻の通行証が貼られていました。

ホーム側は北浜駅の夕景。冬場になれば目の前のオホーツク海に流氷が流れ着いて、冬場の観光スポットになっていますが、列車もまだやってきていないので誰もいませんでした。列車が来るまで少し時間があったので置いてある駅ノートをめくりますが、外国の方の記帳も多かったです。

ホームに設置されている展望台に登って網走からやってきた釧路行きを撮影してから乗ります。

わずか一駅だけ乗って原生花園駅で下車。

その名の通り小清水原生花園の中にある駅で、駅から木道を歩けば原生花園の中に出ることができます。釧路湿原ほどではないですが、こちらも湿原になっているのでその中を歩くことができます。折り返しの時間が少なかったので写真だけ撮って駅へと戻りました。

釧路行きと浜小清水駅で交換してきた知床斜里発北見行き列車に乗って網走へ戻ります。バスと組み合わせれば早朝にオホーツク海と湿原を楽しめます。

網走駅へ戻ってから、気になっていたものを見に行きます。網走には何度か来ているのですがその度に後で思い出すのがこちら。JR北海道様式の駅名表示ではなく、国鉄タイプの駅名表示が残っています。かつてこちら側にも線路があり網走から常呂を経由して中湧別まで結ぶ湧網線という路線が使う0番線ホームとなっていましたが、湧網線廃止後に線路は撤去され駅名表示板のみが残りました。次駅表示は消されていますが、国鉄タイプのすみ丸ゴシックで書かれた駅名がなんともいい味を出しています。ちなみに裏側の1番線側はJR北海道様式になっています。

そんな古い駅名標の横を最新の気動車H100形DECMOが通り過ぎてゆきます。昭和と令和の融合する風景を見てからホテルへ一度戻ります。