新・空と鷹と鉄の間に

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特急雷鳥

2011-02-28 20:02:53 | 鉄道
大阪と金沢を結ぶ特急雷鳥。かつては北陸本線の主力特急として大阪ー金沢・富山・新潟・和倉温泉を走っていましたが、681・683系サンダーバードに取って代わられ、現在定期列車としては1往復を残すのみとなっており。3月12日のダイヤ改正でサンダーバードに置き換えとなっています。2月26日は臨時雷鳥87号が運転されていたので、撮り鉄してみました。国鉄特急色の485系ということもあり、かなりの撮り鉄が集まっていました。11番線の発車ですが、11番線ホームからではなく線路を挟んだ10番線から撮影しました。

金沢方先頭車はクハ481-701です。この車両は1985年にサハ489型に運転席部分をとりつけた改造車で、1形式1両の珍車です。改造担当は松任工場(現金沢総合車両所松任本所)です。車両端部を切り取り、そこに運転台ユニットを取り付ける形で登場しています。国鉄末期の列車増発で先頭車が不足したおり、改造で誕生したものです。同様の改造が115系などでも行なわれていました。

大阪方先頭車はクロ481-2003です。この車両は1989年にサロ481型を吹田工場にて改造して誕生しました。運転席部分をパノラマタイプにしたグリーン車で、当初は「スーパー雷鳥」として活躍をしました。しかし「スーパー雷鳥」のサンダーバード化により、特急「しらさぎ」に転用。さらに「しらさぎ」の683系化により、雷鳥に戻ってきました。
この列車は9両編成でしたが、電動車ユニットも初期型、200番台、1000番台と織り交ぜられ、さらにはモハ484の電装解除車サハ481-601も組み込まれてなかなかバラエティーにとんだ編成でした。1両1両カメラに収めていたら、ゆかりんに変な顔されましたけど。

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