新・空と鷹と鉄の間に

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ぶらり房総乗り鉄〜2

2016-09-11 19:09:48 | 鉄道
安房鴨川で外房線に乗り換えてやってきたのは大原駅。大原からはいすみ鉄道に乗ります。

急行券を買って急行上総中野行き(大多喜から普通)に乗ります。いすみ鉄道には旧国鉄のキハ28形とキハ52形気動車が在籍しており、急行として土休日に運転されています。キハ28は昔懐かしい急行気動車色。ヘッドマークもついており、国鉄千葉鉄道管理局仕様の小型のヘッドマークです。千葉を走っていた急行列車にはこんなヘッドマークがついていました。このキハ28は座席指定車レストランキハとして、食事を楽しめるようになっています。この列車では和菓子列車となっていました。自由席のキハ52に乗ります。

乗車したキハ52 125はJR西日本大糸線で使用されていた車両で、車内は大糸線当時のままになっています。ただ老朽化は否めず、床がでこぼこしていました。しかし走り出せば、国鉄型気動車のエンジン音とレールを刻む音が心地よいです。

国吉駅ではおよそ10分停車。ホームに降りて写真を撮ります。キハ52は首都圏色と呼ばれる朱色一色に塗られています。

この国吉駅には山の向こう側、かつてはつながる計画もあったJR久留里線で活躍していたキハ30 62が保存されています。国鉄木原線時代には久留里線と車両が共通に使われていて、木原線も走った縁のある車両でもあります。旧国鉄色の車両にタイムスリップしたような感じを受けました。
国吉を発車して千葉の里山の風景の中を走る、国鉄型気動車の走りを楽しんでいるうちにだんだん眠たくなってきます。どうもディーゼルエンジンの音を聞きながら、列車の揺れに任せていると眠たくなる習性があるらしく、うとうととしてしまいます。

うとうとしているうちに小湊鉄道との乗り換え駅上総中野駅に到着しました。

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