新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

危険行為の撮り鉄に…

2012-03-23 20:09:33 | 日記

「神奈川県警緑署は23日、鉄道営業法違反の容疑で東京都町田市の無職男性(43)を書類送検した。
送検容疑は、1月31日午後2時20分頃、横浜市緑区三保町のJR横浜線十日市場ー中山間の三保踏切から線路内に約7メートル立ち入った疑い。男性は「線路と踏切が両方はいるアングルから撮りたかった」と容疑を認めている。パトロール中の同署員が発見し、任意同行して経緯を調べていた。 」

今日のニュースにこんな記事が掲載されていました。またかという思いです。
このところ鉄道が非常に注目されており、特に3月16日のダイヤ改正前日は大変な騒ぎでした。しかしテレビ映像や経験上から危険である行為も散見されています。
実は先月のSL内房線100周年号の際に、五井ー姉ケ崎間で線路際の架線柱の横で撮ろうとしている人を見かけました。同じ地点に私も行って撮れるのかどうか確認してみましたが、線路ぎりぎりでしかも路盤が高くなっていて傾斜もきついので逃げ場がなく危険と判断をしてやめました。 いくら架線柱の横で車両接触限界の範囲外とはいえ列車から受ける風圧と威圧感は想像に難くないです。また木更津駅でSL到着後もホームから乗り出さんばかりに撮影をしている人たちも多く、警備員が声を張り上げて注意していました。 
いい写真を撮りたいという気持ちはわからなくもないですが、危険行為を犯してまで撮ることが本当にいいのでしょうか。ちょっと工夫をすればいい話ですし、何よりも命を落としてしまっては元も子もありません。

今回の書類送検は目に余る撮り鉄に対する警鐘であると受け止めています。 
鉄道写真撮影はあくまでも趣味活動のひとつです。個人の欲望のもと利用者や鉄道会社に迷惑をかけるようではいけません。また自分の命を守るためにもホーム上では白線または黄色い線の内側で撮る、駅間では線路から十分な距離をとり、鉄道用地内にははいらないなどの最低限のマナーを持って楽しんでいただきたいと思います。 


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