新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

どっきん四国~9

2014-03-03 07:52:48 | 旅行


高知に到着し駅前から土佐電鉄に乗る。土佐電鉄は高知市で路面電車を走らせており、伊野ー後免間と高知駅前ー桟橋通五丁目間で営業をしている。滞在時間の影響で、今回は駅前から桟橋通五丁目ゆきの電車に乗ることにする。
高知駅前0950ー桟橋通五丁目1009 703 土佐電鉄
乗った電車はホームラングループという地元企業の萌え系キャラのラッピング電車だった。その電車に揺られて桟橋通五丁目まで乗る。ほとんどの人がはりまや橋で下りてしまい、車内は閑散としてしまった。桟橋通五丁目で下車し、ちょっと戻って桟橋車庫へ。車庫へあるいて行くと妙な電柱広告が 全く意味のわからない広告である。お店の広告なのかはたまたシャレなのか、ちょっと見ただけではよくわからない。ただインパクトだけは十分である。この謎の広告の詳細をご存知の方は、ご教示願いたい。

桟橋車庫をちょっとのぞいてから再び電車に乗る。
桟橋車庫前1020ーはりまや橋1029 202 土佐電鉄
桟橋車庫前から電車に乗り、はりまや橋電停で下車。すぐ近くにあるはりまや橋へ。

はりまや橋は高知市中心部にかかる橋で現在、橋の下の川は埋め立てられてしまっている。かつては三大がっかり観光地となっていたが、近年は周辺が整備されているようである。かつては赤い橋の欄干が印象的であったが、現在は石の欄干になっており、かつての橋の欄干は地下に保存されている。

こちらは江戸時代のはりまや橋を再現したもの。人工の水路にかけられている。道を挟んだ反対側には明治時代の鉄製欄干を再現した橋もあり、そのほとりに「南国土佐を後にして」の曲が流れる噴水も設置されている。

はりまや橋から高知駅まではぶらぶらと歩いて戻ることに。高知駅前につくと、電停に元オーストリア・グラーツ市で走っていた電車が止まっていた。土佐電鉄ではこのほかにノルウェー・オスロ市、ドイツ・シュツットガルト市、ポルトガル・リスボン市で活躍していた電車が走っている。


どっきん四国~8

2014-03-01 07:43:51 | 旅行

2日目の2月21日。まだ朝日も昇らぬ薄暗い中ホテルを出発。ことでん瓦町駅から高松築港まで電車に乗る。
瓦町0630ー高松築港0635 1102 琴電琴平線

乗ってきた電車は元京王5000系の1100形。4両編成で前に1080形を連結していた。

1080形は元京急1000形電車で、かつてはあり得なかった京王と京急の電車が仲良くつながって走っている姿に、関東者にはかなり衝撃的に映った。もっとも1100形の足回りは京急1000形の廃車発生品を使い、制御器も合わせてあるので問題はないのだが。高松築港駅から歩いて高松駅へ。コンビニでお弁当を買って改札口を通る。
高松0720ー高知0937 2003D特急しまんと3 2155 四カマ
 *宇多津ー高知間33D特急南風1号と併結運転

高松から特急しまんとで高知まで。2両編成で半車指定席だった。指定席のある1号車の座席がリニューアルされていて良さそうだったので、1号車の自由席に座る。宇多津で前に岡山から来た南風号を連結。5両編成になって土讃線を走る。

土讃線は四国山地を横断するので勾配の厳しい路線である。特定の年齢以上には聞いたことのある池田高校のある阿波池田駅をでると、上り勾配にさしかかりエンジンが唸りっぱなしになる。山道を走ってゆくと列車はやがて大歩危小歩危の峡谷にさしかかる。 土讃線随一の車窓見どころなので、カメラを準備していたが、橋梁を渡ると、トンネルと落石覆いの連続で、その合間も木々が邪魔をしてなかなか写真を撮るタイミングがつかめない。

そうこうしているうちに列車は大歩危駅に到着してしまった。ここで昨日乗った南風6号と交換して発車する。土讃線随一という割には期待はずれだったと憤慨していると、 あやまられてしまった…。



高知には0937に到着。駅のホームの屋根は木製のドーム屋根だった。