左足親指爪の部分切除手術から30年

 今から30年前の今日82年6月14日は左足親指の爪の部分除去手術を
受けた日である。


 30年前の82年に私は福岡市内の師匠の店で修行していたのだが5月下旬に
不意に左足親指の外側爪回りが腫れて触れると痛みを感じるようになったので
先輩に相談すると‘今度の休みに外科で診てもらえ’と言われた。


 そこで6月7日に師匠の奥さんから紹介された外科に行くと しっかり化膿して
いたのだが、何より主治医からのアドバイスが意外だった。


 つまり‘切開して膿を出す治療をすれば一旦は治るものの、数年経つと再発する
恐れがある’というもので、思えば これより2年前の高2だった80年に同じ症状で
皮膚科に行って切開治療を受けていたのを思い出した。


 更に高校の卒業旅行で東京に行った際に先の尖った革靴を履いて回った事も
あったのだが主治医が言うには‘あんたの足は下駄向きで先の尖った靴は絶対
に履いてはダメ’との事で、切開治療よりも患部の爪の一部を根っこから取れば
再発は絶対にないそうだ。


 そこで1週間後に手術を受けることを決め、同時に2泊3日で入院する事に
なった。


 15:00から手術が始まり爪の付け根に麻酔を注入されるのが何よりも痛かった
し、終了後に麻酔が切れてからが痛くてたまらない。


 手術自体は30分足らずで終了し16:30過ぎに早くも夕食が運ばれて来たの
だがメニューは酢豚意外は みそ汁とご飯ぐらいでドンブリに半分ぐらいしかない
ため‘これじゃ夜中まで持たんぞ’と考えて‘すいません、ご飯の お代わりは・・・’
と尋ねると看護師から‘ウチは旅館じゃありません’と言われてしまった。


 ただし18:30頃に師匠や奥さんに先輩方が見舞いに来てくれたので、お代わり
ネタの話をすると‘当たり前くさ、そんなこっちゃろうと思ってホラ’とカップラーメン
やパンを持参してくれたのだ。


 実は前年の12月に現在の店長が この病院で盲腸摘出手術を受けて1週間
ほど入院したらしく、それで ここの食事事情を知っていたので大食漢の私は絶対
に足りないと判断してアドバイスしてくれたようなのだ。


 だから翌日も師匠の奥さんが見舞いに来てくれた時に店の昼食で食べたお好み
焼き1枚を差し入れてくれたのだった。


 おかげで3日間は空腹感に苛まれる事なく14日に始まったサッカーW杯スペ
イン大会の中継を見ながら快適に過ごす事ができたのだった。

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