内村航平と萩野公介


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20201213-0153

 昨日高崎アリーナで行われた体操全日本選手権の男子決勝で
種目別の鉄棒では日本のエース内村航平がH難度のブレトシュ
ナイダーをはじめ、手離し技を次々に決めただけでなく着地も
ピタリと決め15,700の高得点を挙げて種目別での優勝を飾った。

 内村といえば12ロンドンと16リオで2大会連続個人総合での金
メダリストだが、オールラウンダーに拘っていたものの度重なる
ケガの影響で全種目出場を断念し鉄棒のみの種目別出場に絞って
出場する事を表明。

 11日に行われた予選でブレトシュナイダーなどを決め着地で
ブレたものの15,533を出して‘復活!’と言われていたのだが、正
直言って五輪が今年だと間に合わなかったようだ。

 内村といえば08北京でエースの富田洋之に代わって個人総合
で銀メダルを獲得するなど若きエースとして登場すると、日本
の特徴である美しい体操に拘り12ロンドン&16リオと2大会連続
で個人総合を制していた。

 しかし今年31歳を迎える体はボロボロで既に個人総合での出
場は厳しくなっており、昨年は度重なるケガで今年の五輪は奇
跡でも起きない限り厳しかったという。

 そういえば競泳の萩野公介もリオの400個人メドレーで金を
取った後は不調モードに陥り、やはり仮に今年五輪が開催され
ていたら代表すら危なかったという話をしていた。

 思えばマラソンの瀬古利彦のように80モスクワはボイコット、
84ロスはオーバーワークで88ソウルはピークを過ぎていたなど
五輪の活躍に縁がなかった選手がいる一方、北島康介などのよ
うに五輪の年に必ず調子を上げて金メダルを取る選手も多い。

 こうしてみると内村航平萩野公介は、五輪の神様に好まれて
いるのでは思ってしまう。

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